絶滅危惧種オオアカバナ(大赤花)の開花

オオアカバナ

環境省レッドデータ絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている、オオアカバナが開花しました。
草刈りや害虫などによる被害、水場の枯渇などが原因で、自生地が少なくなっているとか。

草丈は高いもので1m50cmぐらい。
日当たりの良い水が流れるような斜面に自生しています。

オオアカバナ

葉っぱは対生していて、花の柱頭が4つにわかれ、根っこのひげ根が赤くなるのも特徴です。

オオアカバナ

オオアカバナ(大赤花)
学名:Epilobium hirsutum var. villosum
分類:離弁花類 アカバナ科 アカバナ属

オオアカバナの自生地を見ても、法面工事跡に自生していますし、草刈りの危険性もあったりするので、保護の必要がありそうです。
実際、斜面から落ちたであろう株があったので、土をかぶせて安全なところに移植してきました。
また近くを通ったら、自生地確認しようと思います。