世界遺産暫定リストの北沢浮遊選鉱場はラピュタや古代ローマのよう

北沢浮遊選鉱場

「まるでラピュタのようだ。」Latte
「ギリシャっぽい巨大廃墟」デイリーポータルZ
「日本に古代ローマ遺跡が!?」Travel.jp[たびねす]

写真を見ていただくとおわかりのとおり、かつては栄華を誇った1937年に建設された金鉱石の処理施設です。
国指定史跡となっているこの北沢浮遊選鉱場は、1952年に廃止され建物の基礎だけが残されています。

北沢浮遊選鉱場

建物には近づくことは出来ますが、立入禁止で中は流石にキケンな状態でして、いつ崩れてもおかしくない鉄骨むき出しな状態です。
見る角度によって様々な容貌を見せてくれる、この産業遺跡は廃墟マニアには唾涎ものの撮影スポット。

北沢浮遊選鉱場

北沢浮遊選鉱場
相川病院側からのアングル

北沢浮遊選鉱場
総源寺からのアングル

北沢浮遊選鉱場
北沢浮遊選鉱場
ラピュタのような遺跡
正面からのアングル

シックナー
50mシックナー

かつては大勢の人で賑い、金の産出で栄華を誇ったこの施設。
過去人々の築き上げた建物に蔦が這い、徐々に朽ちていく様子が、なんとも儚くも美しいではありませんか。

この北沢浮遊選鉱場が平成27年7月1日~8月31日までライトアップされるようです。
時間は19時30分~20時30分までとなります。

この機会にぜひ一泊しつつ、昼と夜の北沢浮遊選鉱場を撮影してみてはいかがでしょうか?

当館から北沢浮遊選鉱場までの地図