カテゴリー別アーカイブ: 伝統芸能

1月3日開催の月布施毘沙門堂のドウ押し


ドウ押し

佐渡の南西部にある月布施の毘沙門堂にて、毎年1月3日に開催されるドウ押しを撮影しに行ってきました。
ふんどし姿の集落の男性が、25歳と42歳の厄男を一人一人胴上げ・・・というより身体を持ち上げてあちこち曳き回したり、豆殻を燃やした火の上で炙ったりするという、言葉にするとなにやら恐ろしいことをしているかのようですが、そんなにキケンな神事ではありません。

辺りも暗くなった18:30ぐらいになるとお堂の前には集落の人たちや、この様子を一目見ようというお客様や、取材のカメラなどで賑わいます。

月布施の毘沙門堂

鬼役となるふんどし姿の男性たちもぞろぞろとお堂に集まり、挨拶とともにドウ押しが始まります。
囃子方は「ワッショイ、ワッショイ」とかけ声をかけながら木の棒や手足などでお堂の板戸をたたきます。

ドウ押し

あとはひたすら曳き回す。

堂押し

曳き回す。

胴押し

曳き回す!

厄払いの奇祭

曳き回す!!

胴押し

曳き回す!!!

厄年

途中火の上に!そして、鬼たちが濡れた手で豆殻の灰をつけ厄男の顔などに塗りつけます。

厄払い

また曳き回す!

ドウ押し

最後に世襲の神主役を胴上げして終わります。
月布施のドウ押しは佐渡市の無形民俗文化財に指定されています。
ぜひ来年開催の折にご来場してみてはいかがでしょうか。

月布施のドウ押し(毘沙門堂)
開催日時:毎年1月3日 18:30~

当館から月布施毘沙門堂のドウ押しの会場への地図

関連記事:

佐渡のビジネス観光旅館 ご縁の宿伊藤屋

天領佐渡両津薪能 (平成27年7月4日開催) 演目:鵺


薪能

平成27年7月4日に両津加茂湖近くにある、諏訪神社能舞台にて天領佐渡両津薪能が開催されました。椎崎温泉すぐ側にあるので、かなりの観光客の方たちがお見えになっていたようです。ここの薪能は観覧料(運営協力費)1000円となっております。特筆すべきは撮影が自由であるということ。(テレビ放送などのメディアの場合は事前に許可等をお願いしています。)
薪能の撮影なら佐渡へ!能の写真・画像・動画で幽玄な世界をあなたのカメラで収めましょう

全国的にも珍しいと思います。そのせいなのか、よくテレビ局の方やプロのカメラマンの方たちが撮影にいらっしゃいます。

薪(たきぎ)

薪能(たきぎのう)はその名の通り、かがり火を焚いて野外や能舞台で演じられる能のことを指します。この日の能は「鵺(ぬえ)」という演目で、平家物語などに登場する化け物のことで、頭は猿、手足は虎、体は狸、尾は蛇、声は虎鶫(とらつぐみ)に似ているそうです。実は鵺は佐渡にも所縁があり、源頼政が鵺退治に用いる矢が佐渡の小木の矢島経島の矢島に生える双生矢竹から作られたという説があります。この双生矢竹は全国でも数か所にしか自生しない珍しいものだそうで、現在では矢島の双生矢竹は絶滅してしまったとか。

諏訪神社能舞台

能の演目は悲劇を演じるものが多く、この鵺という演目もまた、主役が頼政に射落とされた鵺が慈悲を求めつつ彷徨うという、化け物側の視点で物語が構成されているようです。

能 演目:鵺

暗い中での撮影なのでISO感度をギリギリまであげての撮影。当然のことながらフラッシュは厳禁です。とはいえ、佐渡の薪能の中でも諏訪神社能舞台と春日神社能舞台の照明は明るい方です。白熱灯の照明ですのでオレンジがかるのでブルー寄りのホワイトバランスにするとちょうど良いかも知れません。(カメラの特性によるでしょうけど・・・)

鵺

天領佐渡両津薪能は毎年5月~10月(8月は除く)の第一土曜日に開催されます。
次回は第一土曜日はトライアスロン等があり、9月12日(土)19:30~に開催されますので、ぜひお誘い合わせの上ご来島ください。
佐渡薪能スケジュール

天領佐渡両津薪能

当館から諏訪神社能舞台までの地図

関連記事:

佐渡のビジネス観光旅館 ご縁の宿伊藤屋

善知鳥神社400年例祭 相川祭りの神輿


善知鳥神社

先日相川の総鎮守である善知鳥神社のお祭りに行ってきました。
佐渡島内の集落のお祭りとしては最大規模で、流石天領の相川ならでは。しかも今年は400周年だそうで、いつも担いでいる神輿ではなく、先代神輿(重量1t!)を担ぎ出す為に担ぎ手も増員したとか。(参照:相川祭り棒組

はじめて相川祭りに訪れたわけですが、神輿が何処にいるのかわからない。。。
とりあえず、賑やかな声のする方へ車を走らせると、豆まきという神事をやっている最中でした。

豆まき

周りの方に、神輿は今どのらへんでしょうか?と聞くと、まだ奉行所より上じゃないか。という情報を聞き車を京町らへんまで走らせると・・・何やら賑やかな掛け声が聞こえてきます。ちょうど夕白町大神宮に神輿をおろす時だったようでした。白装束の集団が神輿を担ぎおろし、境内で休憩&担ぎ手交代をする場面を見れました。

夕白町大神宮

善知鳥神社 神輿

神輿のルートですが、善知鳥神社を14時に出て、鹿伏~御番所橋~四町目~一町目~羽田~博物館(17時頃)~京町~大工町天満宮~夕白町大神宮(19時頃)~下相川~柴町お旅所(20時半頃)~天領通り(21時頃)~善知鳥神社午後22時頃に到着するようです。見どころは天領通りと、善知鳥神社に戻ってくる時だとお聞きしました。今回時間がなく、夕白町大神宮~下相川に向かうところまでしか見れませんでした。

善知鳥神社神輿のシキの様子の動画

辺りが暗いので、高感度で撮影するも・・・やはりノイズが気になりますね。暗いし、フラッシュは祭りの雰囲気を邪魔してしまうし、動く被写体・・・撮影の悪条件ばかり。
善知鳥神社 神輿
相川祭り 提灯行列
相川祭り 神輿

何枚も撮ったのに、まともに見れそうな写真が少ないこと。。。
来年はまた元の神輿に戻るのでしょうけど、この400周年の記念すべき祭りを少しでも見れてよかった。
そして、これを支えてきた町の人々の想いに触れることが出来てよかった。

もっとこの善知鳥神社の相川祭りに佐渡島内、島外から参加してくれるといいのになぁと思った次第です。
また、この日は佐渡島内のあちこちでイベントやらお祭りが開催されていました。来年この日めがけて佐渡にお越しください。

善知鳥神社例祭 相川祭り公式ホームページ
善知鳥神社バナー

当館から善知鳥神社までの地図

関連記事:

佐渡のビジネス観光旅館 ご縁の宿伊藤屋