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糖度の高い緑色した高級イチジクのザ・キング

ザ・キング

7月頃から出荷が始まる夏果専用品種の「ザ・キング」の販売が始まりました。
こちらを育てているのが、佐渡の黒ダイヤで有名の小木ビオレー生産者の石塚さん。いつものようにハウスにお邪魔して撮影させていただきました。

夏果専用品種 ザ・キング

この青イチジクとも呼ばれるキングは、皮も薄く皮ごと食べられるイチジクで、中の果肉は普通のイチジクのように赤いのです。糖度は16~20度ぐらいでわりと高糖度。見た目が緑色なので、イメージ的に甘く無さそうに見えますが、青臭さはなく、わりとさっぱりとした味わい。冷やして食べるとさらにさっぱりとした味わいになります。

いちじく キング

ザ・キングの栽培されているハウスにお邪魔すると、なんとも鈴なりのキングが枝という枝にびっしり!
こういうのを見ると、農家さんっていいなぁなどと安易に思ってしまいます。実際はこの設備投資やら、栽培のご苦労やらが沢山あるのでしょうけども。

緑果イチジク ザ・キング

ハウスの中はキング無双!!見渡す限りザ・キングだらけ。果実の大きさもあり、見ごたえあります。
あと特筆すべきは、イチジクの効能。整腸作用や健胃、潤腸作用もあり、消化酵素も含むので、夏バテして胃腸が弱りそうな時にもピッタリな食べ物。食物繊維や豊富なミネラルも含み栄養価も高いのです。また成分としてメラニン色素を抑えると言われているので、美肌にも良いとか。また女性のホルモンバランスを整える効果があると言われる、植物性エストロゲンも多く含まれているそうです。

いちじく キング

甘くて美味しくて健康・美容にも良いフルーツ。
この時期にしか食べられないというのも魅力のひとつですよね。秋には高糖度の佐渡の黒ダイヤ「おぎビオレー」、夏には「ザ・キング」をぜひご賞味いただきたいです。

当館から小木特産品開発センターへの地図

高糖度の濃厚な味わいのイチジク「おぎビオレー」(ビオレソリエス Viollette de sollies)

おぎビオレー(ビオレソリエス)

小木の琴浦で栽培されている、佐渡の黒ダイヤと呼ばれる佐渡産黒イチジクの「おぎビオレー」を見に行ってきました。
おぎビオレーはフランス原産の糖度の高い黒イチジクで、ヴィオレソリエス(Viollette de sollies)という品種名。このイチジクはただ植えただけでは実がつきにくく、病害虫に弱いので栽培が難しく、さらに実が熟すのが早く、出荷を見極めるのが難しいそうです。生産農家さんも少ない品種の高級イチジクなのです。
平成12年頃から栽培がはじまり、今となっては日本でも有数の生産地となりました。

おぎビオレー
ビオレソリエス おぎビオレー

特徴としては、普通のイチジクよりも糖度が高く、味わいも濃厚、皮が薄いので皮ごと食べられます。
普通のイチジクが糖度10前後なのに対し、このヴィオレソリエスは糖度が20以上。完熟のものであれば25を超えるそうです。

佐渡の黒ダイヤ
ヴィオレソリエス
ビオレソリエス

おぎビオレーの販売価格は1個あたり180~250円ぐらい。5~6個入りのパックが一般的のようです。
佐渡島内のAコープ等で購入すると結構安く買えたりします。9月中旬から11月中旬頃まで購入出来ます。

おぎビオレーは佐渡島外からの問い合わせや注文が多く、今では高級フランス・イタリア料理店やパティスリーからも直接注文があったり、業界でも引っ張りだこ状態。
いかがですか?食欲の秋にこの濃厚なおぎビオレーを堪能してみたいと思いませんか?

当館から小木特産品開発センター(車で約30分)