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オオクワガタの幼虫飼育でオオヒラタケ菌糸ビンにキノコが生えてきた

菌糸ビンにキノコ

オオクワガタの幼虫を菌糸ビン飼育にしているわけですが、毎年12月ぐらいになると、菌糸ビンからきのこが生えてきます。
この菌糸ビンはオオヒラタケの菌糸ビンなので、オオヒラタケが生えてくるわけですが、もちろん食べられます。

しかしながら、これを放置しておくと、菌糸ビンの栄養がすべてきのこに取られてしまいますし、空気穴を塞いでしまうので除去した方がよいです。
また、蛹化しているのであれば、蛹室にきのこが生えてしまうと生育に邪魔だったりするので、人工蛹室に避難させる必要があります。
きのこは10度~20度の温度帯で発生するので、これ以下に寒くなったり、これ以上熱くなったりすれば、発生しにくくなります。

幼虫にもよろしくないので、温度を上げた方が良いようです。
また、生えてきたきのこは一応食べられます(笑)
さぁて・・・取り除いちゃうぞっと。

オオヒラタケ菌糸ビン

佐渡産オオクワガタの幼虫を菌糸ビン飼育

佐渡産オオクワガタ

産卵木の割り出しを怠っており・・・だいぶ後になって幼虫採取しました。
ほとんどが、マットの方に移動していて、2齢~3齢ぐらいの大きさになっていました。
今年は全部で14匹の幼虫を採取。まぁまぁの成績。

3~4匹程、幼虫が死んでいたのですが、おそらく成虫が移動した際に傷つけられたか、他の幼虫に傷つけられたかだと思いますが・・・これは仕方なし。
以前産卵木割り出しの際に、幼虫を2匹程傷つけて死んでしまったので、割り出しが怖くて遅れた・・・というのもありますが。
とりあえず、慎重にマットから取り出します。

オオクワガタ幼虫

取り出した幼虫をスプーンですくって、購入した菌糸ビンの真ん中に穴をあけて、幼虫を移します。
小さい幼虫だとたまに菌糸に巻き取られた死んでしまう場合もあるので、本来であれば、プリンカップ程度の菌糸ビンに移すのがセオリーなのですが、2~3齡ぐらいになっているので大きめの菌糸ビンに移しました。
ビッグサイズを作出したい場合は、1齢ぐらいから菌糸ビンに移す方が良いとのことです。

菌糸ビン飼育

で・・・菌糸ビンを10個しか購入しておらず・・・買い足ししないとなのです・・・。
もう10個程買い足しておこうかなぁと。
成虫になるのが楽しみです。

佐渡産オオクワガタ飼育日報

佐渡産オオクワガタ

当館の番頭は、何を隠そうオオクワガタブリーダーです。(初心者マーク)
3年前から育てているオオクワガタが現在2世代目になっています。
♂が2匹、♀が4匹いるのですが、♂の成虫の数が合わないんですよね・・・。
まぁしょうがないけれども。

今日は飼育マットの交換と、産卵木の交換をしました。
昨年は飼育状態が悪かったせいか、産卵せず・・・。その産卵木もボロボロになったので、マットと一緒に交換。

飼育用クヌギマット

凄く臆病ですぐ隠れちゃいます(笑)
自然界では木の洞に隠れていて中々出て来ないのです。
佐渡では相川の産出が多いようですが、金井や真野にも探せばいるみたいですね。

ただ、最近は産出していた木が荒らされていたり、洞が掘り崩してあったりと残念なことになっているのもお聞きします。
佐渡産のオオクワガタはかなり希産なのですが、ハンターが佐渡までは交通費かけてあまり来れない故に、まだ保たれている方だとか。

オオクワガタ

これから、定期的に日報をつけたいと思います。
今年産卵することを祈って・・・。