佐渡で懐石料理を味わうなら「ちよぼ家(ちょぼやって呼んでました。)」さんで。
もう10年以上も前に、連れて行ってもらったお店だったのですが、今回UMAMI Laboの尾崎さんと一緒に再来と相成りました。
今回ご用意していただいたのは、カウンターのお席ではなく個室の奥座敷。
懐石料理の方は、事前に電話で予約をしておきました。今回は一人5000円のお料理。普段は2000円ぐらいから予算に合わせてお料理を作っていただけるとか。(詳しくはお電話でお尋ねください。)
久しぶりに本格的な懐石料理をいただきました。
まず一品目は、胡麻豆腐。写真右奥にある、朱塗りの盃と徳利には、かいふ発酵製造の「麹のおちち」が入っています。胡麻のプチプチ感が少しあり、濃厚な風味と味わい。胡麻豆腐のタレもまた上品なダシ。
二品目は海老真薯。これはヤバイ!追い求めていた海老真薯にかなり近い感じ。
海老のすり身の中にぶつ切りの海老も入れることにより、海老のプリプリ感を味わえ、且つ、真薯のふわふわの食感と上品なダシ。
これだけを食べに通ってもいい。そんな幸せな一品。
他数品あったのですが、印象に残ったお料理だけアップいたします。
ノドグロと山芋の揚げ物。ダシにお酢をきかせてサッパリ味わえる一品。
本ズワイ蟹の炊き込みご飯。土鍋の底にあるおこげのパリパリ感と、蟹の旨味が濃縮された味わいがたまらなく美味しい。
添えてあった漬物もまた、美味しい。本当は薄いダシをいただいて、お茶漬けにしたいところではあったのですが・・・今回はお行儀よく。。。
当館で朝食付きでお泊りいただき、ちよぼ家さんで佐渡の食材を懐石料理で味わう。
そんな旅のプランもおすすめです。
ちよぼ家 無隅庵
新潟県佐渡市河原田本町104-2
TEL:0259-57-3331(要予約)