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Facebookで見た白鳥が飛来している佐渡の田んぼ撮影地に行ってきました

佐渡 白鳥

Facebookにへんじんもっこさんや、齋藤農園さんがアップしていた、白鳥の撮影地に行ってきました。

行った途端に白鳥が飛来!
すかさずカメラに望遠を付け替えて、シャッターを切ると・・・あれれ?もしかして朱鷺?
どうやら、白鳥に追われているようでした。。。

白鳥と朱鷺

飛ぶトキ

朱鷺たちが飛び立った後の田んぼを見ると・・・いるわいるわ。
大賑わいで田んぼを占拠している白いのがいっぱい。
こりゃ朱鷺もホームなのにアウェイな感じになりますよね。

朱鷺と白鳥と鷺

ハクチョウ

ハクチョウの群れに黄色いクチバシのやつが紛れているのがわかりますよね?
こいつはサギですw
仲良く?田んぼで餌をついばんでいました。

ハクチョウが佐渡に飛来するのは、立ち寄っただけで、新潟の瓢湖や福島潟の方に飛んでいく前だそうです。
またすぐ旅立っていくようですね。ちょっと残念ですね。

しかし、佐渡は朱鷺、白鳥、鷺がいっぺんに見れる野鳥の宝庫ですね。
世界広しといえども、同時に見れるのは佐渡だけでしょう。
自然豊かで食材の宝庫佐渡。ぜひぜひ秋の佐渡へお越しください!

新種・固有種のサドガエル(学名:Rugosa susurra)の画像と動画

サドガエル

世界農業遺産に登録された佐渡島の田んぼで見つかった新種のサドガエル。
日本の本州や近隣離島で、カエルの新種が発見されたのは22年ぶりだそうです。
学名はRugosa susurraで、ラテン語で「ささやく」の意味。サドガエルのオスが春から初夏にかけての繁殖期に、ささやくような鳴き声でメスを呼ぶのだとか。

サドガエル

ツチガエルと似ているのですが、特徴の違いとしては、顎に斑点がほとんど無いのと、体全体が滑らか、鳴き声が違うこと、オスには鳴嚢(めいのう)がない、お腹から後ろ足にかけて黄色い。

サドガエル

「ギューン、ギューン」という鳴き声で、鳴くこのサドガエル。
撮影したかったのですが、なかなか見つからず・・・地元の農家の方から縁があって撮影のためお借りいたしました。
矢田農園さん、ありがとうございました!

ツチガエル

こちらはサドガエルの動画です。
実は私・・・カエルが苦手でして・・・水槽越しで特徴がわかるように撮影。
手で持って撮影すればもっと鮮明だったとは思うのですが・・・。

ちなみに、佐渡がジアスに認定された理由ですが、
・農業生産システムに「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を導入し、消費者と連携しながら島全体へ拡げていること。
・生物多様性保全型農業と農業経済が連携し、持続的な環境保全体制を構築していること。
・佐渡金山が風景と文化に大きな影響を与え、生物多様性と農業生産活動をはぐくむことによって、農村コミュニティを保全してきたこと。

農家の方が、除草剤をまかずに草刈りをしたり、農薬も残留性の低いものに切り替えたり、田んぼの生き物を育み共存する。
朱鷺を守る活動とともに、生き物も守る活動へ。
そんな佐渡の農家さんの努力の結晶であるお米の価値を知っていただきたい。

このサドガエルや朱鷺を通じて、知っていただけたら幸いです。

関連リンク
ジアス(GIAHS:世界農業遺産)
朱鷺と暮らす郷づくり認証制度(朱鷺認証米)
佐渡生きもの語り研究所

朱鷺(トキ)の撮影地 佐渡へ マナーを守って盗撮しましょう

佐渡の朱鷺

佐渡の朱鷺を撮影するのは、田んぼの稲が育つ前と、稲刈り後が一番良いです。
稲の高さがあると朱鷺を見付けづらいのと、撮影もしづらくなるからです。

また、早春頃は雛誕生等で、地元もピリピリムードになりますので、控えた方がよいかもしれません。
基本的に、バズーカ並の望遠レンズじゃないといい絵が撮れません(笑)
私のは200mm程度のものを、トリミングしているだけです。

朱鷺の撮影

朱鷺を撮影する際にはマナーを守って撮影しましょう。
警戒心の強い朱鷺は、車から降りて撮影していると餌場を放棄して飛んでいってしまいます。出来るだけ100m~200m以上離れて盗撮しましょう(笑)
また、追い回したり、わざと飛ばすようなことを決してしないように注意しましょう。

朱鷺の群れ

これから雪が降って朱鷺が餌を取りづらくなります。
せっかく朱鷺が餌を探しているので、そっとしてあげましょうね。

ちなみにどこに行くと見れるの?などという愚問はしないでくださいね。
鳥さんは羽が生えて移動するので、どこにいるという情報はわかりませんので(笑)