ろうそく揺らぐ灯りの中での観能もまた格別です。
かつてろうそくが屋内の照明だった時代、多くの能舞台ではこのわずかな灯りをたよりに演じられてもきました。ろうそくの明かりが、幽玄を一層濃く感じさせるような効果をもたらす、新しい演出手段としてよみがえったのです。「何かを減らす」ことで、本来の魅力が濃く現れる。これがろうそく能の魅力です。
世阿弥所縁の地・正法寺で今年も「ろうそく能」が行われます。
寺院本堂の中、ろうそくの灯りをともして行われる能を体感ください。
日時/平成28年6月18日(土)開場18:00 開演18:30
会場/佐渡市泉「正法寺」本堂
●講演「能【鵜飼】について」
能楽評論家 児玉 信 氏
●能「鵜飼」(観世流)
シテ・重要無形文化財指定 松本千俊 師
一般奉賛金として 3,000円をご負担願います。
(入場定員あり)
チケットお問い合わせ
主催 佐渡の能を識る会事務局 0259-63-3181
共催 (一社)佐渡観光協会 0259-27-5000
当館から正法寺までの地図