レストランこさどを和風レストランへと改修予定

レストランこさど

創業1978年3月3日、44年を迎える洋食屋。
旅館である「ご縁の宿伊藤屋」のすぐ隣にオープンしたこの洋食屋は、佐渡ではまだ数少ない洋食店の先駆けでした。

この洋食屋であるこさどを、和食レストランへとリニューアルを考えたのは、コロナ禍の真っ只中のとき。以前からもそのように構想を練ってはいたのですが、決心したのが飲食店の存亡を目の当たりにしたとき。どうやって生き残るべきか。何を提供すべきか、どんなオペレーションであるべきか、必死に考えました。

和食レストランにする理由は3つあります。

1つ目は、佐渡産食材と地酒のマッチングです。私は利き酒大会優勝者でもあり、この町には2つも蔵元があります。もっと佐渡の食材を使った料理とお酒を楽しんでいただきたい。そんなお店にしたいという理由。

2つ目は、旅館の厨房と隣合わせなので、食材の共有化と、人的リソースの共有化です。こさどの厨房は狭く、一人厨房に入るだけで手一杯な広さなので、オペレーションも悪く、レストランと旅館の行き来も狭い通路のみなので、連携もし辛いのが現状です。また洋食と和食と料理人が必要になるので、どちらも仕込みの負担が大きくのしかかります。レストランを和食にすることで、仕込みの分担が出来ることと、食材を共有することで、新鮮なうちに回すことが出来ること。また旅館の夕食をレストランで食べることで、人的リソースを軽減出来ることもメリットが大きいという理由。

3つ目は、佐渡に和食レストランが意外にも少ないからです。割烹や居酒屋は多いのですが、デザートまで提供している和食レストランというジャンルが少ないということ。洋食店はこの町にたくさんOPENしました。スペイン、フレンチ、イタリアンとバリエーション豊富な洋食店です。洋食の普及に貢献したこさどオープン当初とは時代が変わったという理由。

現在、調理スタッフ、ホールスタッフともに協力いただきたい方を募集しております。
和食経験のある料理人、居酒屋のキッチンスタッフの方、料理の提供をしてくださるホールスタッフの方、日本酒が大好きで、佐渡の美味しいものが大好きな方、そんな方を強く望みます。新しいお店を創り上げるつもりでご協力いただきたく、何卒よろしくお願いいたします。

代表取締役社長 伊藤善行

「有限会社小佐渡イトウ 採用情報」
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