2021.1.27 NEW !

2021年佐渡汽船カレンダー

佐渡汽船カレンダー2021

今年も佐渡汽船のカレンダーが発売されました。
2021年の表紙は小木の深浦にある長者ヶ橋の景色です。毎年のように私の写真を使っていただいておりますが、一企業の全部の月のカレンダー写真を担うプレッシャーは結構ありまして、、、それも佐渡を代表とする玄関口である船会社のカレンダーであり、このカレンダーは様々な旅行会社や観光関連、行政などにも配られます。また、企業名のところだけ建設業の会社に変えて使っている企業もあるようです。

インターネットの販売は11月27日に50部限定で販売したようですが、その日のうちに即完売となったようです。
買えなかった方は佐渡汽船の新潟港と両津港の売店にて1部1,150円にて販売しております。

今年の写真選定ですが、例年に掲載されていない場所、掲載されていたとしても構図や時間帯が違うような写真をという感じで選びました。そして、この写真が掲載されたらあの人が、あの地域の人たちが喜ぶかなぁ?などと思いながら選ばせていただきました。

あと7月の写真は人面岩のトワイライトタイムのシルエット写真ですが、よーく見えると今年話題になったネオワイズ彗星が小さく写っています。ネオワイズ彗星は次回撮影出来るチャンスがあるとすれば6800年後と言われています。つまり、世界初の人面岩とネオワイズ彗星が写った写真です。
そんなことを来年、7月になったら思いを馳せながらカレンダーをめくりながらお話出来たらいいなと思います。

びっくりしたのが、今年は佐渡汽船の時刻表が掲載されていないそうです。
コロナの影響でダイヤ変更になるかもしれない、あかね売却でどのタイミングでジェットフォイルが導入されるか不明など、未確定要素が多々あるからでしょうね。
なかなか先の見通しが立たない時代となりましたが、どうかカレンダーを見て少しでも佐渡の景色を見たい!って思ってくれる方が増えますよう祈ります。

椿尾から富山市の長慶寺へ50年かけて運んだ五百羅漢像

長慶寺 五百羅漢像

富山県富山市五艘にある曹洞宗のお寺、法羅陀山 長慶寺(ほらださん ちょうけいじ)。この境内にある五百羅漢(ごひゃくらかん)は、真野の椿尾の石工たちが作ったと羽茂の大蓮寺の和尚にお聞きし、いったいどんな大きさなのか、どんな表情なのか、石の質はどんな感じなのか、見てみたくなって富山まで行ってきました。
新潟駅周辺のレンタカー屋さんで車を借りて、高速道路で約250km、3時間ほどで到着です。少し高台にあり、さらに上に行くと呉羽山展望台もあって、富山市街の夜景スポットとしても有名なようです。

法羅陀山長慶寺

駐車場に到着すると少し高台にあるおかげで、富山の立山連峰や剱岳などの名峰が一望出来て、眼下には富山市街の街並みがずらりと立ち並び、大都会と大自然の融合した見事な景色が広がります。

この立山連峰はその昔、死んだら越中立山地獄に堕ちると信じられていて、その地獄に堕ちた亡者を救うべく、「桜谷の大仏」といわれた地蔵菩薩を本尊として建てられたそうです。山号の法羅陀山(元来は佉羅陀山と書くようで、地蔵菩薩の浄土の名)もその名残で、今は明治の廃仏毀釈により本尊は釈迦如来に替わり、仏頭のみが鎮座することとなったそうです。

ちなみに富山には地獄のテーマパークがあります→立山博物館まんだら遊苑
そして日本三大地獄と言われる地獄谷もありますが、現在は火山活動が活発化している為に立ち入り禁止となっているようです。

長慶寺 立山連峰

五百羅漢入り口に、池渕柳富斎と書かれた石碑がありました。柔術は天神真楊流、剣術は白井流を修め、武徳会の役員もされた方のようです。その後ろに並ぶのは三十三観音でしょうか。おそらくこちらも佐渡の石工たちによって掘られたものだろうと思われます。

五百羅漢

長慶寺の五百羅漢のことは大蓮寺の和尚にお聞きしたわけですが、この五百羅漢は黒牧屋善次郎という廻船問屋の商人が全国から寄付を集め、佐渡の石工に依頼し、北前船で約五十年の歳月をかけてここに運んだそうです。仏像一体が1m近くあるので、かなりの重量です。

しかし何故わざわざ佐渡から富山まで運んだのか?大蓮寺の和尚いわく、黒牧屋善次郎が大蓮寺の五百羅漢像を見て、自分のところにも欲しいということで、椿尾の石工を紹介したのがきっかけだそうです。

五百羅漢

真野の椿尾で石を切り出し、手彫りで石工たちが石仏を掘り、数体完成したら富山から北前船で北海道に米を運んだ帰りに、船に積み込み富山湾まで運び、川から遡り境内へと運ぶ。これを五十年かけてやっと安政元年(1854年)にすべて完成し、五百羅漢を安置出来たのですね。

古いものは今から200年以上前に造られたものとなります。この五百羅漢は昭和46年3月に富山市の文化財に指定されています。

五百羅漢
長慶寺 五百羅漢

ところどころに輪袈裟がかかった羅漢像を見かけます。色とりどりの輪袈裟を願掛けのために、4月18日と10月21日の五百羅漢祭りに奉納されます。1本500円で、もともとは長慶寺の信者さんの祖先を供養するために奉納していたのが、願掛けするようになったのだとか。お地蔵様に輪袈裟をかけるのは、このあたりの風習のようです。

長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢

羅漢というのはもともとは阿羅漢(アラカン)と言い、サンスクリット語でアルハットに由来し、仏教において最高の悟りを得た尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことで、略称で羅漢と呼ばれるようになったそうです。五百羅漢とは、仏陀に常に付き添った500人の弟子たちのことだそうです。

長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢
長慶寺 五百羅漢

賓頭盧尊者
賓頭盧尊者

賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の坐像が本堂の近くにありました。撫でると除病の功徳があるとされますが、他地域から来てご利益を得ようというのもおこがましいので、やめておきました。手を合わせるのみといたしました。

地蔵菩薩

本堂すぐ横には木の洞の中に安置されたお地蔵様がいらっしゃいました。もともとの本尊は地蔵菩薩ですもんね。

長慶寺
長慶寺

本堂でお参りを済ませ後ろを振り返ると、ここも絶景。富山市街を一望出来るところにご本尊も安置されているわけですね。長い年月をかけて佐渡から富山まで運ばれた五百羅漢に会えて、ちょっとだけ誇らしい気持ちになりました。
徐々に風化されその表情が失われる前に佐渡で作られた五百羅漢を拝みに行く旅というのも、ご利益ありそうな感じですよね。

ちなみに、近くに茶室のある円山庵という茶屋があったので、一服させていただきました。

円山庵
抹茶

法羅陀山 長慶寺
〒930-0882 富山県富山市五艘1882
076-441-5451

佐渡島ご当地パズル「岩首昇竜棚田」を作りました

岩首昇竜棚田パズル

佐渡島ご当地パズル「北沢浮遊選鉱場跡」に続く第二弾!岩首昇竜棚田のパズルが完成いたしました。本来はジオパークのパズルを作ろうと思っていたのですが、尾畑酒造のクラウドファンディング「佐渡島の棚田の風景を守る日本酒を。老舗蔵の伝統と挑戦。」がスタートするとのことで、それに合わせて岩首昇竜棚田のパズルを先に作ろうと急遽予定を変更。

前回と同様にパズルの購入費の一部は寄付する予定です。寄付先はもちろん岩首の棚田の風景を守るため岩首談義所へ。つい先日、岩首昇竜棚田パズル完成のご報告とダンボール一箱分のパズルを棚田仙人こと、大石惣一郎さんにお届けしてきました。
棚田仙人 大石惣一郎

このパズルの元絵となったのは岩首昇竜棚田の展望台からの朝日が登る風景。田植えが終わったばかりの田んぼに、朝日のやわらかな光が差し込み、あたりがピンク色に染まった一日の始まりの瞬間。本当に美しい景色だったので、みなさんに見てもらいたい!そんな想いから元絵にチョイスしました。真ん中に見えるシンボルツリーになっているのは佐渡市の木アテビ。一時期はこのシンボルツリーも棚田の景色に邪魔ということで、切るという話もあったとか。昔からある岩首の自然の風景の一部として守ろうということになったようです。

岩首棚田パズル

こちらのパズルですが、当館および、レストラン&バーこさど、尾畑酒造、佐渡汽船両津港ターミナル売店、新潟港ターミナル売店、西三川ゴールドパーク、佐渡UIターンサポートセンターにて販売しております。
ネット販売は尾畑酒造オンラインショップにて販売中です。

佐渡島ご当地パズル取り扱い店舗様

佐渡島ご当地パズル 3500円(税別)
岩首昇竜棚田
 500ピース
サイズ 縦380mm✕横530mm
のり、のり用スポンジ付き

※売上の一部を岩首棚田保全事業(岩首談義所)へと寄付させていただきます。

ご当地パズル