毎年5~7月ぐらいになると佐渡では本マグロ(クロマグロ)が水揚げされます。
クロマグロは20kgまでの個体はメジマグロと呼ばれます。
毎年6月ぐらいになると、定置網で漁獲されたものが佐渡魚市場に沢山並びはじめます。
そんなクロマグロが佐渡魚市場に並ぶ様子を一目見ようと、朝から魚市場に撮影に向かいました。
知り合いの魚屋さんたちも、セリに来ていてご挨拶しつつ・・・主な魚種を撮影。
まずは佐渡といえばイカが美味しいですよね。
沢山山積みされた真イカ。
こちらは真河豚(マフグ)です。
4~5月の産卵直前が最も毒素が強くなるとか。
ちょっと旬は外れておりますが、真鯛も大きいのが採れてました。
こちらはブリの子供イナダです。
イナダ、ワラサ、ブリは沢山採れてました。
他にもタコやサザエ、キジハタ、オコゼ、エイなどが揚がってました。
しかし、今回の撮影の目的はあくまでも佐渡沖のクロマグロ!
大物のクロマグロが入ると、漁港から魚市場に連絡が入り、大型の魚箱が用意されるのですが・・・一向にその気配はなく。
内海府漁港や岩谷口漁港あたりの大謀網がよく採れるのだとか。
しばらく待っていると内海府漁港の漁師さんたちがトラックに水槽を積んで、魚市場入りしてきました。
これはもしや!?と思い、待っていると・・・メジマグロサイズ。
それでも20kgぐらい。
クレーンで釣り上げるような巨漢のクロマグロとはいきませんが、無事本マグロに出会えました。
佐渡のクロマグロは人気があり、殆どが築地へ直送されます。
佐渡の市場では全部は扱いきれないですからね。
佐渡の飲食店やホテル、旅館でも食べることは出来ます。
こちらは佐渡魚市場からちょっと離れたところにある、居酒屋さん「海賊」の本マグロの盛り合わせ。
他にも、りきすしさんや、長三郎さんでも味わえます。
ぜひ佐渡で採れた本マグロ(クロマグロ)をご賞味ください!
当館から佐渡魚市場までの地図