薪能の古い歴史を持つ牛尾神社の能舞台と安産杉と拝殿の彫刻は見応えあり

牛尾神社 大鳥居

ここは新潟県一大きい湖が正面にある、歴史ある神社牛尾神社です。
延暦11年(792)創建の歴史ある社で、天王さんとも言われて親しまれています。
佐渡の能楽の中心となった国仲四ヶ所御能場の一つでもあり、その能舞台は新潟県指定の文化財になっています。
牛尾神社能舞台

床高、開口高、橋掛り長さ等は、佐渡の能舞台ではほぼ最大だそうです。毎年6月12日には天王祭・牛尾神社宵宮奉納薪能があり、薪能が奉納され、続いて鬼太鼓が奉納されます。
牛尾神社薪能
(2014/6/12撮影)

この時期になると近くの川では蛍が舞い、薪能の雰囲気をより一層幽玄な雰囲気へと誘います。
潟上の蛍
(潟上の川のホタル)

境内にある安産杉は孕杉(はらみすぎ)ともいわれ、古来、子授け・安産の杉として名高いです。この安産杉を抱えたり、樹皮を煎じてのんだりして、子授けや安産を祈る風習もあるそうです。
牛尾神社 安産杉
牛尾神社 安産杉

参道には各所見どころが沢山あるので、ぜひゆっくりとお参りしながら巡ってみてください。

薬師堂 天満宮
薬師堂 天満宮
牛尾神社 狛犬
牛尾神社 狛犬

中でも拝殿の彫刻は素晴らしいので、ぜひご覧ください。
牛尾神社 拝殿の彫刻

翁面が奉納されているようですが、数年に一度しか見ることができず、次回は上手く行けば3年後だったかな??(不確かですいません。。。)
閲覧叶う際には、またお知らせしたいと思います。
翁面

牛尾神社
住所: 〒952-0103 新潟県佐渡市新穂潟上2532
電話:0259-22-2237

当館から牛尾神社への地図