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2022年3月10日より 佐渡の日キャンペーンで3100円で宿泊!

佐渡の日キャンペーン

3月10日は佐渡の日として、1998年に佐渡観光協会が制定しました。
以来、さどの日キャンペーンと毎年のようにお安く泊まれるキャンペーンがあったわけですが、コロナ禍においてはここ2年に渡り実施されていませんでした。

せっかく佐渡の日という語呂合わせですから、当館だけでも佐渡の日をやろう!ってことで、大盤振る舞いなキャンペーンを展開いたします。

1泊素泊り お一人様 3100円!

小学生 2480円 幼児1000円

このキャンペーンですが、当館の周辺には飲食店が沢山出来ました。
中でも国際的だなぁと思うのが、フランスのLa Barque de Dionysos、スペインのMANO CAMINO、香港の詩茶香愛茶華。
その他にもレストランこさど、夕食堂、割烹ごしま、炭火焼き登貴、ながい割烹、焼き鳥たつみ、レンスポルト、シルビア、くりくりや、わたぼうし、やまご、スナックエミーレ、BARトライアンゴロなど結構お店いっぱいなんですよね。
飲食店以外にもきはちや、Silt、マルマン、フレッシュマツヤ、尾畑酒造、池田屋書店、新町大神宮など、まち歩きしていただいても新たな発見があるかもしれません。

ちなみに、新町大神宮は天照大神様を祀っており、そこの横には土俵があります。昔は横綱も相撲巡業で佐渡場所があったスポットなんですよ。
そして、その横の祠には佐渡狸の四天王である源助大明神が祀られております。

昔は真野新町にはものづくりの歴史があって、漆器や竹箕を作る名人がいました。塗り物屋さんだったところは、島倉塗料店として今でも営業していますし、お椀をくり抜くくりくり屋さんは写真館の一角で昔の名残で店名をくりくりやとしておやきやコーヒーなどテイクアウトショップとして運営しています。

真野の行政サービスセンターは建築業界では有名な、菊竹清訓の設計です。(佐渡グランドホテルを設計した方)
また、真野新町の海水浴場ではさくら貝が拾えるかもしれません。
と、そんな町です。

ぜひ町歩きで真野新町を散策してみてはいかがでしょうか?

ご予約はこちらまで!
http://itouyaryokan.com
TEL: 0259-55-2019

佐渡汽船主催のウミホタル鑑賞ツアー(1泊2日)

ウミホタル鑑賞ツアー

おそらく佐渡史上初となる「ウミホタル鑑賞ツアー」の募集が始まりました。
今までウミホタルというと釣り人の間で、餌に光る生き物がつくというぐらいしか認識されていなかったようで、それがウミホタルなのか夜光虫なのか正確にはわからないという感じでした。私も小さい頃はウミホタルを砂浜の海岸で見てから、大人になるまでよくわからないけど光る生き物がいて、それをウミホタルと呼んでいました。
もっと多くの方に見せてあげたいと思い、数年前から個人的にウミホタルを採取して見せてあげたりしていましたが、見せ方の工夫やウミホタルの光らせ方などを研究しつつ、他所でやっている事例も参考に鑑賞会を開いたところ、大変好評をいただき、これはツアーにしてはどうかと佐渡汽船の営業さんとお話してようやくツアー造成まで至りました。

https://www.sadokisen.co.jp/?trip-plans=umihotaru

【出発設定日】令和元年9月28日(土)/1泊2日

【旅行代金】大人 21,800円/小児 16,800円
≪旅行代金に含まれるもの≫
・乗船代(往路カーフェリー2等/復路ジェットフォイル)
・島内バス代(バスガイドは付きません。)
・宿泊代(1泊2食付き/和室利用/1名様参加のお客様は、男女別の相部屋となる場合があります。)
・食事代(朝食1回、昼食1回、夕食1回)
・体験料

【添乗員】新潟港から同行いたします。

【内訳】
①新潟港発着の1泊2日のツアーです。
②1日目の夜にウミホタルを鑑賞します。(佐渡PRフォトグラファーの伊藤善行さんがご案内)
③2日目は海釣り体験とバーベキューを行います。(道具は現地で用意。また、スタッフがレクチャーしますので初心者でも安心です。)

【必要事項】
■ウミホタル鑑賞は岸壁で行います。以下の点にご注意ください。
・小さなお子様は危ないので手を離さないでください。
・暗いので足元に注意してください。
・係員の話をよく聞き指示に従ってください。
・撮影はご自由にしてください。
・濡れてもいい靴(くつ)でご参加ください。但し、サンダル等はご遠慮ください。(2日目は海釣り体験があります。)
■雨天決行。(ただし、荒天が予想されウミホタルの鑑賞が難しいと予想される場合は、当日の船の就欠航に関わらず、事前にツアーを中止とする場合があります。その場合、前日の夕方までに弊社よりご連絡させていただきます。)
■海釣り体験は、雨天の場合塩作り体験に変更となります。

【食事】
■1日目
朝食・昼食なし/夕食1回
■2日目
朝食1回/昼食1回(バーベキュー)/夕食なし

【宿泊】ご縁の宿 伊藤屋
■1泊2食付き
■和室
■1名参加の場合は男女別の相部屋利用となる場合があります。

【集合場所】
新潟港/佐渡汽船ターミナル3階待合室内ツアー特設デスク

【行程】
■1日目
新潟港(12:35発)~~~~カーフェリー2等/船内自由食~~~~(15:05着)両津港=====長谷寺(境内にウサギがいます)=====ご縁の宿 伊藤屋(※夕食後、ウミホタル鑑賞/20:30頃~1時間程度)
■2日目
宿(9:00頃出発)=====潮津の里【海釣り体験(約120分)・・・・・バーベキュー(約120分)=====両津港(14:25発)~~~~ジェットフォイル~~~~(15:30着)新潟港<解散>
※島内はバス移動となります。(バス会社:1日目-おけさ観光タクシー、2日目-潮津の里送迎バス)

ウミホタル鑑賞ツアー

ちなみに9月の29日が新月ですので、月明かりが無いウミホタルがキレイに見える日でもあります。少人数でのツアーですので、当日ウミホタルの写真がキレイに撮れるようにもサポートもいたします。
佐渡史上初のウミホタルツアーとなりますので、ぜひお誘い合わせの上ウミホタル鑑賞ツアーにご参加くださいませ。
https://www.sadokisen.co.jp/?trip-plans=umihotaru

野浦の春駒を元日に見に行ってきた

野浦トンネル

佐渡一周線の県道45号線沿いにある野浦という地域に、元日に春駒で門付けしてまわると昨年知り、新年早々に野浦まで車を走らせました。当館からは両津港まで行き、そのまま海岸沿いを南下しつつ道沿いをひた走ります。車でおおよそ50分ぐらいで到着します。このトンネルに描かれているのが春駒(はりごま)です。

春駒

こちらの地域の春駒は女春駒とも言われている、手駒という馬の頭の木型を持って面を被り、うちわ太鼓のリズムに合わせて舞うタイプで、相川地区にある馬の首にまたがるタイプは男春駒というそうです。江戸時代には正月の門付け芸として、全国各地にあったそうですが、現在では民俗芸能としてわずかに残っているだけだそうです。

女春駒

門付けというのは、家の玄関先で芸能などを披露し、祝儀をいただいたりすることを言います。

野浦春駒

野浦の春駒では芸能を披露し、口上を述べ、お祓いをしてから、お米とお年始(花代)をいただき、その家で振る舞う食事や飲み物をいただきます。

御年始

佐渡の春駒の他には、秋保の田植踊の春駒(宮城)、門前春駒(群馬)、一之瀬高橋の春駒(山梨)、郡上おどり春駒(岐阜)、白川村の春駒踊り(岐阜)、沖縄のじゅり馬(沖縄)があるそうです。

野浦春駒

この日は雨が降ったり、晴れたりと、不安定なお天気の中でしたが、衣装を濡らしながらも元気に門付けします。

野浦

野浦春駒

一軒づつ振る舞いがあるので、飲んで、踊って、食べての繰り返し。振る舞いの料理の気遣いが素晴らしく、寒いだろうと温かい汁物を用意してくれていたり、つまみやすい食べ物を用意してくれていたり、お腹がすくだろうとラーメンを用意してあったりと、各家々でのおもてなしが見られました。

野浦大明神

元日の朝8時より大明神でお祓いを受け、門付けがスタートします。来年はお祓いの時間を見計らって付いて回りたいと思います。

はりごま

野浦春駒保存会は彼らが小学校の頃に春駒を郷土の授業で習い、その学生さんたちが成人し、今こうして地域で守っているのです。脈々と受け継がれている伝統芸能ですが、人口が減少するに伴い危惧されるものがあります。

春駒

この日の野浦は若者も多く、小さな子どもたちも沢山いたので、この地域も安泰だなぁと思いきや、正月だから地元に帰って来たという家族連れだったようで、いつもはこんなに若い人がいないそうな。ぜひこの地域に戻ってきて、伝統を受け継ぎつつ、野浦が賑わうといいなぁと思いました。

春駒

なかなか見る機会がなかった野浦の春駒を撮影させていただきました。中にはお家に上がらせてもらって、門付けの風景を撮らせていただいたところもあり、野浦の方々、野浦春駒保存会の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
地域の光を見せていただきました。また、来年も撮影出来たら幸いです。

当館から野浦への地図