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加茂湖のかき小屋あきつ丸

牡蠣小屋

先日加茂湖のほとりにあるカキ小屋「あきつ丸」さんにお邪魔してきました。
かき小屋の中は加茂湖で採れたかきの殻を剥いている真っ最中でして、次から次へと殻を開けて剥いていきます。

加茂湖は新潟県で一番大きな湖です。佐渡島は新潟県で唯一真牡蠣(まがき)の養殖をしているところなのです。(※佐渡島では他にも沢根で養殖してます。)牡蠣は通常2〜3年かけて大きく育ち出荷出来るようになるのですが、この加茂湖で育つ牡蠣は1年で出荷出来ます。また、加茂湖は汽水湖であり淡水と海水が混ざり合い、牡蠣の香りが磯臭くなく美味しく食べられるのも特徴です。

牡蠣のしゃぶしゃぶ

あきつ丸さんでは、牡蠣のシーズン中であれば一日前に予約するとカキ小屋でランチをご用意してくれます。この日頼んだのは、カキのしゃぶしゃぶや殻付き牡蠣の蒸したものも付いたコース料理で、一人4000円。他にも殻付き牡蠣食べ放題プランなどいくつかあるようです。

かき小屋のしゃぶしゃぶ

はじめにかきのしゃぶしゃぶをご用意いただきました。しゃぶしゃぶといっても、生食用ではないのでちゃんと火を通してからいただきます。

加茂湖の牡蠣

鍋に入れたあっつあつのカキをすくい上げ、佐渡産のポン酢でいただきました。これで二人分か!?というぐらいの量だったのでお隣さんのお客様におすそ分けさせていただきました。

カキの炊き込みご飯

テンポよく次々とお料理が運ばれてくるので、撮影しつつ食べつつ、しゃぶしゃぶしつつとこちらは大忙し。このカキの炊き込みご飯も絶品でして、あのカキの風味がしっかりついていて、ゴロゴロとカキの身も入っていて濃厚なお味を堪能。お漬物も美味しく、小鉢には牡蠣の佃煮がご用意されておりました。これまた美味しくてお隣のお客様はおかわりしていたぐらい。

加茂湖のカキフライ

後ろではパチパチと揚げ物をする音がすると振り返ってみると、カキフライをご主人が丁寧に揚げておりました。食べるのも忙しいし、撮るのも忙しい。そんな落ち着きのない客ではありますが、このカキフライはやばいですね。美味しすぎました。

カキフライ

大事なことですのでもう一度言いますが、このカキフライはめちゃくちゃ美味しいです。醤油でオーソドックスに食べても良し、中濃ソースでこってりで食べても良し、ポン酢でさっぱり食べても良し。カリカリのさくさくで油っこくなく、カキのジューシーさを閉じ込めた美味しい衣でした。
揚げたてのあつあつなので、やけど注意ではありますが。

牡蠣の味噌汁

そしてこれは人生初ですが、牡蠣の味噌汁。牡蠣のお吸い物などは食べたことはあったのですが、味噌汁の中に入っているのは初めて見ました。こんなにも牡蠣づくしで贅沢な食べ方をしたのも初めてです。

殻付き蒸し牡蠣

そして牡蠣の殻付きのまま蒸し上げたものを、ご主人が丁寧に開けていただき、ゆずを絞って食べます。もう既にお腹いっぱいな感じではありましたが、すべて平らげました。佐渡の牡蠣はスーパーに並んでいる時点で剥いてあるので、殻付きのまま食べることは滅多にないのですが、あきつ丸さんの牡蠣小屋に来れば、殻付きのまま購入も出来ますし、牡蠣小屋の中で食べることも出来ます。

おけさ柿

最後に佐渡の名産である「おけさ柿」。カキづくしのコース料理に相応しいデザートでした。

牡蠣に合う日本酒

お酒はもちろんソフトドリンクもご用意があり、中でもおすすめなのが「牡蠣に合う日本酒」とラベルにあるので、こちらが絶対おすすめでしょう。これと牡蠣のしゃぶしゃぶや、蒸し牡蠣などは合わないわけがないです。

かき小屋あきつ丸

前述に記載したとおり、ご予約が必要ですので前日より前にご予約することをおすすめします。また、舟で漁に出ていたりする場合もありますので、電話の繋がらない時間もあるかも知れませんので予約が取れるまでお電話してみてください。あっつあつの揚げたてカキフライがめっちゃ美味しいですよ。

かき小屋あきつ丸
所在地: 〒952-0021 新潟県佐渡市秋津976−1
電話: 0259-27-7603

当館からかき小屋あきつ丸さんへの地図