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虫谷の入江の左八文字への抜け道

虫谷 左八文字

この虫谷の入江の左八文字は、弘法大師が書いた文字だと言われておりますが、ここに辿り着くには3つの方法がありました。
1つは力屋観光汽船のモーターボートで来る方法。これが一番お手軽で早い方法。
2つは小木ダイビングセンターのシーカヤックで来る方法。
3つは虫谷の集落を抜けて歩いて来る方法。こちらは向かって左岸を綱渡り的な危うい足場を抜けて辿り着く方法。

今まではこの3つだったわけですが、新たに秘密の抜け道から行ってみました。
まずは県道45号線から虫谷方面へと左折。ちなみに、この県道45号線は日本一長い主要県道なんですって。ご存知でしたでしょうか?
虫谷の入り口

そして道なりにまっすぐ行くと、田んぼの脇道へと差し掛かります。
虫谷

そのまま真っすぐ行くと、畑のようなところに出ますのでそのまま道なりに進むとちょっと広いスペースがあり、その奥には竹藪があります。
そしてその竹藪をよーく見ると獣道のような小さな道があるのがわかります。まるでトトロのめいちゃんが迷い込んだトトロの抜け道のようなところです。
虫谷の竹藪

虫谷の抜け道

メイちゃんになった気分で通り抜けます。
虫谷の抜け道

竹藪は若干下り坂になっておりますが、注意して歩けばそんなに歩きにくいところでもないかなぁと思われます。(自分比)
虫谷の抜け道

そして竹藪を抜けるとそこは!海でした。そしてゴツゴツした岩場を降りて右に行くと(徒歩2分程)虫谷の入江に辿り着くではありませんか!
これはトトロのメイちゃんになった気分です。なんだこの竹藪ワープゾーンは?素敵過ぎます。
虫谷の入江

この海の色が本当青い。天気の良い日はさらに青く綺麗です。この日は曇りであまり日差しは強くなかったのですが、この青さです。
虫谷の入江

左八文字と美しい入江を後にし、逆方向も探検してみたくなりました。しかし、この左八文字ドクロのようにも見えるのは気のせいでしょうか。
左八文字

こちらは矢島経島の方角です。
奥に見えるのが矢島です。ゴツゴツした溶岩の岩場は歩きにくく、倒れたりしたらかなりのダメージをくらいそうなので、気をつけて歩きましょう。丸い感じの溶岩の模様が特徴的な枕状溶岩が見られます。

溶岩で出来た地形は洞窟やら、奇形の岩などフォトジェニックな所がいっぱい。この岩の穴は逆光で撮るとアルファベットの大文字のAのようです。

奥へ進むと矢島経島が見えました。歩いて行けるかというと、かなりの難所があり、海に入る覚悟がないとこれ以上は進めません。少し岩を削って歩きやすく遊歩道を整備すれば、矢島経島と虫谷を行き来出来るし、この素晴らしい溶岩情景が見られると思うのですが。

行き止まりから抜け穴へと戻ります。流木がとても素敵に見えるのも、この溶岩が非日常的な様相だからでしょうか。
虫谷

抜け穴に辿り着きました。パット見茂みしか見えないのでわかりづらいです。
きっと畑の地主さんか地元の方が、海への抜け道として使っているのでしょうね。なんだかRPGの秘密の抜け道は冒険心をくすぐります。
秘密の抜け道ですので、この記事をご覧の皆さん・・・秘密ですよ。

※注意点
畑の横の道を通る時は充分注意しましょう。地元の方の邪魔にならないように駐車する際には気をつけましょう。
とにかく地元の方に迷惑をかけないように注意しましょう。

当館から虫谷の秘密の抜け道への地図

たらい舟に乗ったらこれも!青の洞窟 竜王洞と虫谷の入江にモーターボートで!

青の洞窟

佐渡の南端小木にある力屋観光汽船のたらい舟は、佐渡観光には欠かせないスポットです。たらい舟を漕いで上手く前に進めるようになれば、たらい舟操縦士免許(要発行手数料200円)がもらえます。

たらい舟

そして・・・だいたいの観光客の方は、このたらい舟に乗っただけで満足して次の観光スポットへと足を運びます。
しかし!ここでしか見れない素晴らしい景色と体験を逃しているのは、佐渡観光コンシェルジュを目指す私としては・・・非常に残念でなりません。
力屋観光汽船さんに展示してあるご案内看板ではその素晴らしさをお伝えしきれていないので、代弁させていただきます。

ぜひともモーターボートにご乗船ください。
こんな景色があなたを待ってます。

虫谷の入江
虫谷の入江

虫谷の入江

青の洞窟 竜王洞
青の洞窟

内緒ですが・・・船頭さんとお値段交渉やコース交渉してちょっとお安くなったりもします。
特にオフシーズンは交渉してみてくださいね。

「伊藤屋さんのブログを見て行ってみたい!って思ったんですよ~」
なんて言ってくれたら・・・最高に嬉しいです(笑)

シーカヤックで青の洞窟を体験したい方はこちら