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6/4開催!【学校蔵の特別教室】第3回 「佐渡から考える島国ニッポンの未来」

学校蔵の特別授業

旧西三川小学校で開催されております「学校蔵の特別授業」の開催日が決定しました。
今年は6月4日(土) 13:30~18:00(予定)となります。

学校蔵の特別授業って何?という方に、簡潔にご説明いたします。
当館より車で20分程の距離にある旧西三川小学校は廃校となり、そこを尾畑酒造さんがなんとかしたい!との想いで学校蔵というお酒造りを学べる蔵にするというコンセプトのもと、廃校プロジェクトとして立ち上げ、その特別授業として「学校蔵の特別授業」というのを開催しております。主な内容は、地域づくりのパネルディスカッション型式の討論+講演という感じ。

ちなみに私は立ち上げの当初からPRフォトグラファーとして参加しております。

この学校蔵の校訓は「幸醸心
しあわせをかもすこころと書きます。酒造りを通した人のつながりから幸せを醸すという意味を込め、学校蔵の校訓としたそうです。
学校蔵校訓

この特別授業に携わって感じたことは、授業の内容の良さもさることながら、尾畑酒造さんの人脈の幅広さと濃さに注目していただきたい。島内のへんぴな廃校(失礼)で開催されるにも関わらず、泊まりがけでこの授業に参加していただく生徒(参加者)の方々、また先生となる講師の方もテレビや雑誌などで見かける有名な方。つまり、この授業に参加するだけで、その方たちのマインドを共有するチャンスでもあるということ。

これは地元商工会が開催する講演会とは空気感が違ってきます。(これまた失礼)島の外から交通費をかけて宿泊費をかけてまで集まるわけですから、その意識の高さは相当なはずです。

また、「佐渡から考える島国ニッポンの未来」というタイトルですが、都会が主役ではなく、地方が主役となり、地方から日本の未来を見据えた地域づくり、人づくりを考えていこうというのがいい。今までは都会主体の考えを田舎にプロットしようとして、失敗してきた例を沢山見てきたので、このタイトルに佐渡島が今後どのように進んでいくべきか、自分たちでそれを見出すきっかけになるのではないかという期待感を持っております。

さて、今回はどんな授業となるのか、楽しみです。
私はもちろん参加させていただきます。(PRフォトグラファーとして)
尚、当館は特別授業開催日はお部屋が残り少なくなってきております。お申し込みはお早めにお願いいたします。

【学校蔵の特別教室】第3回 「佐渡から考える島国ニッポンの未来」
日時: 2016年6月4日(土) 午後1時半~午後6時(予定)
場所: 学校蔵(佐渡市西三川1871
テーマ: 「世界とつながる」「地方で起業」
お申し込み → http://www.obata-shuzo.com/home/gg_news1604.htm

当館から学校蔵への地図

尾畑酒造の尾畑留美子さん著書「学校蔵の特別授業」が届きました

学校蔵の特別授業

11/21店頭発売開始の尾畑酒造の尾畑留美子さん著書「学校蔵の特別授業」が届きました。まだ発売前なのですが、手元に届くのはなんだか優越感に似た特別待遇を受けたような、そんな感覚でちょっぴり見せびらかしたくなっちゃいますよね。ということで、この本についてちょっとだけご紹介したいと思います。

私は本を購入する時は目次とあとがきを見ます。目次の見出しを見ればその項でどんな内容が書かれているのかわかるからです。あとがきはその本を出版した著者の思いが込められているのでそこで判断しています。ということで、この学校蔵の特別授業の目次に注目していただきたいです。

目次が学校の時間割りのように書かれており、舞台となった西三川小学校の学校がテーマで構成されています。休み時間という項もあり、そこには特別授業で関わった先生方と、著者である留美子さんとのエピソードが綴られています。この西三川小学校で開催された「学校蔵の特別授業」での三名の先生である、藻谷浩介さん、酒井穣さん、玄田有史さんが日本の未来、地方のあり方を語り、それぞれの識者が語られたことが綴ってあります。

私はこの第一回(2014年8月22日開催)から携わっており、その時も写真撮影をしていました。
学級委員長である尾畑留美子さんが取り仕切り、このイベントは大成功。ずーっと会場にいて撮影していたのでわかりますが、段取りが分刻みで凄まじく、留美子さんの目配せが半端無く、常にどこかに気を配っているので、集合写真を撮影する際にもどこかが気になっているのか、カメラ目線ではないということもしばしば。

藻谷浩介

そして第二回は2015年6月6日に開催。この時もメインの先生は藻谷浩介さん。予想よりも多くの人が集まり、教室にすし詰め状態で汗だくになりながら撮影したのも記憶に新しいです。

学校蔵の特別授業

本当に想い出深いシーンが綴られたこの書籍ですが、まだ全部読み終わっておりません。
きっと学校蔵の特別授業に参加した方なら、「あ、オレが写ってる!」「あ、これ私だ!」などと、わかっちゃうかも知れませんね。あの時、あの教室で感じた思いを、この本を通してもう一度共感しませんか。また、地方で活躍している方たちにもぜひ読んでいただきたい。都会でがんばっていらっしゃる地方出身の方にもぜひ読んでいただきたい。都会で生まれ育ち日本の未来を憂う方たちにもぜひ読んでいただきたい。

11/21より発売開始です。
Amazonでは予約受付中です→Amazon予約サイト http://goo.gl/1LZSfz

ぜひぜひお買い求めください!

日経BP社 http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/books/247090.html
尾畑酒造 http://www.obata-shuzo.com
尾畑留美子ブログ http://ameblo.jp/obatarumiko/
尾畑酒造Facebookページ http://www.facebook.com/manotsuru

西三川小学校の廃校を利用した学校蔵プロジェクトのお酒

尾畑酒造 学校蔵プロジェクト

廃校になった西三川小学校の校舎を仕込蔵として再生するプロジェクト「学校蔵プロジェクト」
これを手掛けるのが、当館の近所でもある尾畑酒造さん。

学びの場であり、交流の場であった学校。
そのコンセプトをそのまま残しつつ、仕込蔵として活用するのがこの学校蔵です。

2014年8月22日にはこの学校蔵で藻谷浩介さんを囲んで「佐渡の未来・日本の未来」「日本酒と地域」と題して特別授業を開催。
学校蔵 藻谷浩介

校長先生はこの方。
尾畑酒造代表取締役社長の平島健さん。
学校蔵プロジェクトを始めるまでの想いがブログ記事にて綴られています。
学校蔵への思い – 蔵元日記より –
尾畑酒造 平島健

そして、2014年11月3日に3種類のお酒が学校蔵から卒業?(発売)されました。
学校蔵のお酒の購入はこちら→学校蔵プロジェクト お酒
尾畑酒造 学校蔵プロジェクト

利き酒してみた感想ですが・・・
「学校蔵 仕込み1号」は、飲み飽きしないスッキリ辛口。そうじもサボらず女子と一緒に真面目にやる、気さくな生徒さんといった印象。
「学校蔵 仕込み1号生」は、ピリッとした風味ある辛口。はしゃぎ過ぎると、先生に怒られるけど、いつもはしっかりものの生徒さんといった印象。
「学校蔵 仕込み2号おりからみ」は、ほんのり濁りのあるお米の甘味や旨味を感じさせる味わい。面倒見の良いリーダー的な女子生徒さんといった印象。

と、こんな風に学校の生徒さんだったら、こんな感じとお酒を酌み交わしながら生徒像を語ってみるのも、学校蔵ならではのお酒かなと思います(笑)
本数に限りがあるので、お早めにお申込みくださいね。

■学校蔵プロジェクト関連サイト
学校蔵プロジェクト
尾畑酒造公式サイト
蔵元日記Ameblo
尾畑酒造Facebookページ
学校蔵Facebookページ

当館から学校蔵までの地図(所要時間:車で約15分 10.5km)