タグ別アーカイブ: ウサギ観音

長谷寺のウサギ観音Tシャツの売上金の一部(10万円)を寄付

ウサギ観音Tシャツ

今年3月にウサギ観音Tシャツ(販売価格3000円税別)を販売し、長谷寺の庫裡の屋根補修に少しでもお役に立てればと地元のTシャツプリント屋さんである、東屋PRINT FACTORYさん、デザインを請け負っていただいたリューズデザインプラスさんで作成いたしました。

販売しておよそ8ヶ月で100000円弱が集まり、12月17日に長谷寺に寄付してまいりました。
もともと檀家が少ないお寺で、観光バスも立ち寄らないルートから外れたところに位置するので、お寺を維持する維持費がないそうで、檀家も高齢化していて、大変であるというお話も伺っておりました。これは全国でも同じようなことが起きていて、檀家の少なくなってきたお寺さんでは、お寺の修繕費や住職の生活費すら副業で賄っているというお寺も少なくありません。また、後継者不足により住職不在のお寺もあり、一人の住職がお寺をかけもちしながら維持しているところも全体に2割にものぼるのだとか。

よくお寺でコンサートをしたり、ヨガをしたりと、お寺に人が集まるようなことを手掛けながら模索している事例を目にしますが、本来のお寺は地域のコミュニティを担う拠り所でもあったと聞きます。もちろんそれは住職のお人柄が第一でしょうけども。

今回の事例は、たまたま「ウサギ観音建立」という奇想天外なストーリーが世論にウケたのを狙い、Twitterでの発信、それを見つけた各テレビ局や新聞記事などでの拡散、それを見た若者たちが集まることによるお賽銭増加。ただ、ここまでだと一人5〜10円ぐらいのお賽銭が入る程度ですが、このタイミングでTシャツ制作で寄付金を100000円集めることが出来たのではないかと思います。タイミングがよかったというのと、勢いがあるうちに乗れたということでしょうか。

寄付したお金の使いみちは税金と同じく、何に使うか指定は出来ませんが、、、可能ならお寺の修復に使っていただきたいところ。外来種であるウサギの放し飼いも問題視されていますし、課題は山積みの事案ではありますが、来年も寄付ができるよう尽力したいと思います。

長谷寺のウサギ観音のTシャツが出来ました

ウサギ観音Tシャツ

満を持して販売開始いたしました、「ウサギ観音Tシャツ」がこの度お土産屋さんに並びました。今の所佐渡汽船両津港ターミナルのお土産屋さんの佐渡汽船商事さんにてお取り扱いしてくださいました。

このTシャツ販売の売上の一部は、長谷寺のお寺改修費用として寄付する予定です。価格設定は迷いましたが、特にこれで儲けるという野望は無いので、薄利であっても寄付が目的なので他の商品価格と同等とさせていただきました。(現在のところ、定価は4000円にしたいところですが、売価は3000円に設定しております。)

このTシャツ制作については、地元のデザイナーと地元のTシャツ屋さんとの共同制作で作成したMade in SADOのお土産。近年お土産品の裏を見ると、他県で作られているものが、並んでいるのが当たり前になっておりますが、せっかく地元に来ていただき、地元にお金を使ってくれているのに、製作元が他県だと殆どが他県にお金が流れていってしまいます。なるべくなら、地元にお金を使っていただきたい、そんな想いも込めて企画制作いたしました。

地元のTシャツ屋さんにお願いし、このTシャツがどんな風に作られているのか、そういったこともお伝えしたいという思いから取材に行ってきました。

東屋

東屋さんの店舗は佐渡市役所に近い、金井地区の国道沿いにあります。中に入ると所狭しと制作したTシャツが並んでおり、その奥でもくもくと作業している店主さんがいました。今回は二色刷りなので元版が二枚あり、そこに染料を流してTシャツに色付けしていきます。

ウサギ観音Tシャツ

イメージ的には機械でプリントして、プリンターのようにオートで刷っていくのかなと思いきや、意外と細やかな手作業でした。特徴的なのが、目の光のところの表現ですが、リュウズデザインプラスのデザイナーにお願いし、イメージ通りの仕上がり。また、長谷寺のロゴも同じ色にして作業効率化と制作費の削減にもつながります。ここらへんもデザイナーの経験があってこその計らいですね。そして長谷寺は読み方は「はせでら」ではなく「ちょうこくじ」なので、ローマ字表記をしてくれたのも佐渡のことを熟知しているデザイナーならではの案です。

東屋 Tシャツ制作

Tシャツのデザインとなるウサギ観音ですが、私が撮影した写真を元に起こしていただきました。Twitterなどで「ラスボス感がある!」と人気を博した写真です。黒反転することで、なんだか昔のウルトラマンのオープニングの影絵みたいな雰囲気を醸し出しました。不気味さの中にあるカッコよさのようなものを感じます。

長谷寺のウサギ観音

こうして一枚一枚仕上がっていく様子を見るとなんだかわくわくしてきます。早く販売したい!お客様の反応を見てみたいという気持ちが沸き上がってきます。このTシャツが売れることにより、長谷寺や地元の会社にお金が落ちる仕組み。もっと沢山こうした事例を築き上げたいという想いもありますが、それはまた次の機会ということで。

東屋 Tシャツ制作

Tシャツは今の所白地に黒の印刷ですが、黒地に白で印刷も検討中です。これは女性の意見ですが、白地だとブラジャーが透けるとのことで黒地が良いのだとか。また佐渡汽船商事さんに行ってみたところ、白地が多いので黒地の方が目立つかもしれません。今年のGW開けぐらいに黒地の制作を検討しようと思います。
各サイズについては、S、M、L、XLの4種類にしました。MとLが多めにご用意したので、SサイズとXLサイズは少なめですが、売り切れの際にはご了承ください。

ウサギ観音Tシャツ

販売については今の所佐渡の両津港ターミナルのみとなっております。遠方の方のご要望にもお答えして、インターネット販売もしていきたいと思っておりますが、現在地元のネット販売協力者にお願いしているところです。もうしばらくお待ちください。

ウサギ観音Tシャツ
佐渡汽船商事

佐渡にお越しになった際に、佐渡汽船両津港ターミナルのお土産屋さんでお見かけしましたら、何卒よろしくお願いいたします。また大量に仕入れたい!というご要望がございましたら当館宛にご連絡ください。(卸価格として販売させていただきます。)

■ウサギ観音Tシャツ
一枚 4000円→3000円(税別)
S、M、L、XL共通価格
売上の一部を長谷寺のお寺修繕費として寄付させていただきます。

■ウサギ観音Tシャツ制作および販売協力

・北豊山 長谷寺
http://sado-choukokuji.jp/

・東屋
https://azumaya-sado.wixsite.com/azumaya

・リュウズデザインプラス
https://plus.ryusdesign.jp/

・佐渡汽船商事
http://sadokisensyouji.jp/

・なまあずショップ楽天市場店
https://item.rakuten.co.jp/namazushop/

■ウサギ観音Tシャツに関する取材、お問い合わせ
佐渡PRフォトグラファー 伊藤ヨシユキ
TEL:0259−55−2019

    会社名またはお名前 (必須)

    メールアドレス (必須)

    お問い合わせ内容 (必須)

    夜の新スポット長谷寺のウサギ観音の光る赤い目

    ウサギ観音

    11月3日除幕式にて公開された長谷寺(ちょうこくじ)のウサギ観音。夜になると目が光るというスペックの御影石仕立ての立像ということで、これは新たな夜のスポット誕生になったのではないかということで、撮影してきました。

    ウサギ観音

    真正面から捉えると、ライトアップの陰影の影響か、フォルムから少々バルタン星人的ではあります。ライトアップされているので、真っ暗闇というわけではありません。

    ウサギ観音

    この日はたまたま星空もキレイだったので、星空を眺めるウサギ観音の構図も素敵になりました。満月の夜などに撮影したらどんな風に映るのでしょうね。

    ウサギ観音

    ウサギ観音のお腹を開いて顔を覗かせているのは、十一面観音。長谷寺の十一面観音は国指定の重要文化財になっており、33年に一度御開帳という決まりがあります。なぜ33年に一度なのかというと、観音菩薩が33の姿に変身して衆生を救うという話に由来しているようです。

    長谷寺 ウサギ観音

    ■草取りウサギのモニュメント(製作)構想
    ~長谷寺の文化財維持保存の救世主にしたい~
    (目的)
    1,佐渡の観光は、このところ低迷状態が続いており、観光客の数も減少の傾向にあります。そこで世界に通用するモニュメント像(シンガポールのマーライオン)に匹敵するような像を設置したい。
    2,この構想は日本だけでなく、世界の草取りウサギとして、また将来の佐渡の目玉として佐渡観光増に貢献したい。
    ※ウサギ観音の目に施す予定であった赤色のレーザーは航空法の都合により断念いたしました。

    長谷寺公式HPより抜粋

    長谷寺 うさぎ観音

    こちらは昼間のウサギ観音。台座を含めると高さ6mだそうです。

    長谷寺 うさぎ観音

    ぜひ佐渡の新たな名所としてご訪問と参拝をしてみてはいかがでしょうか。
    放し飼いにされている草取りウサギもカワイイです。

    真言宗 豊山派 北豊山 長谷寺
    佐渡市長谷13
    TEL:0259-66-2052
    http://sado-choukokuji.jp/

    当館から長谷寺への地図