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琴浦の青の洞窟は 落石の恐れがあり通行止めに

青の洞窟通行止め

小木ダイビングセンターから琴浦の竜王洞(青の洞窟)への道が、落石の恐れがあるため通行止めとなりました。
もともと、岩盤が脆く、上の崖のところから崩れてきていました。ココ最近の嵐の際にあちこち大きな岩が落ちてきたり、クラックが入ったりと大変危険な状態だったのでやむ無しですね。

予算があれば崩れても大丈夫なゲートなど作れば大丈夫でしょうけど、そこまでする費用対効果も見込めないでしょうしね。

青の洞窟

とはいえ、力屋観光汽船のモーターボートや、小木ダイビングセンターのシーカヤックで行くことは可能です。
青の洞窟が一番綺麗に見えるのが11:00から14:00ぐらいの太陽光が真上にある時です。青の洞窟が何故青く見えるのかというと、太陽の光は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色で構成されていますが、その中でも青色は水に吸収されにくく、透明度の高い海ならその青色が散乱するため鮮やかな青色に見えます。
たらい舟に乗ったらこれも!青の洞窟 竜王洞と虫谷の入江にモーターボートで!

力屋観光汽船モーターボート

5月には長い海藻が海の底からゆらゆらと漂うのが見られるし、7〜8月は海の透明度も高く日差しも強いのでより青く見えると思います。また、8月のナイトカヤックで行く光る青の洞窟は、地元の人も殆ど知らない超絶景アクティビティだと思います。最近会う人に超絶オススメ中のアクティビティなのです。
夜の青の洞窟が光る不思議なナイトカヤックツアー

小木ダイビングセンター シーカヤック

なかなかたどり着けないからこそ、より一層の秘境感が出た琴浦の竜王洞「青の洞窟」ですが、やっぱりこの青い海の色はぜひ一度見ていただきたいですので、訪れる際には小木ダイビングセンターのシーカヤック、力屋観光汽船のモーターボートで青の洞窟を体験してみてください。

小木ダイビングセンター
力屋観光汽船

琴浦竜王洞「青の洞窟」への地図

夜の青の洞窟が光る不思議なナイトカヤックツアー

ナイトカヤック

琴浦にある小木ダイビングセンターでは、青の洞窟でシーカヤック体験ができるツアーがあるのですが、ナイトカヤックというツアーがあるとお聞きし、これはぜひ行ってみないとということで、予約してみました。

この日は天候や海のコンディションも良く、最高の条件の下ツアーに参加したわけですが、夜空には満天の星空と天の川がくっきりと見えており、海は凪で波もほとんど無い状態。月の出も22:00頃だったので申し分ない条件。

天の川と青の洞窟

ツアーが開始されるのは20:00スタートですので、当館で18:00頃にお夕食を食べ始め、19:20頃に当館を出発すれば間に合う感じでした。
準備としては濡れても良い格好と、着替え、お財布さえあればあとはすべて貸してくれます。到着するとまずライフジャケットを着用し、持ち物はすべて置いていきます。というのも、真っ暗闇で落とし物をしても回収が難しいからです。あとヘッドランプも貸してくれるのでご安心を。

ナイトカヤック

パドルの使い方やカヤックの漕ぎ方などの説明があり、いざカヤックに乗り込み真っ暗な海へと漕ぎ出します。まず青の洞窟と呼ばれる(琴浦の竜王洞)へ向かいます。パドルを漕ぐと水面がキラキラ光るのですが、これは夜光虫の光。これまた美しいわけですが、夜空を見上げると天の川や星々のキラメキが美しい。360°どこを見ても美しい。

インストラクターの方から洞窟には静かに入りましょうという指示のもと、カヤックで洞窟の中に入ります。ここであることをすると、洞窟が青く光るのですが、これは体験した人じゃないとわかりません。写真で撮影しようと試みてはみたのですが、肉眼でしか確認出来ない美しさでした。
一緒に行ったメンバー全員感嘆の声。今まで未体験な不思議な出来事に、感動しきり。

光る青の洞窟

光る青の洞窟を後にし、「沖ぷか体験」へと繰り出します。カヤックを漕ぎ沖まで行くと、カヤックから真っ暗な海へとジャボン!っと飛び込みます。(ライフジャケットを着用しているので、心配はいりません。)すると、あたり一面キラキラと夜光虫の光が見えて、ここでも全員が感動。バタ足をしたり、平泳ぎで水中を掻くと、夜光虫がキラキラと光ります。まるで水の中が宇宙になったような感じ。

夜光虫は海の植物性プランクトンのことで、衝撃を受けると光る性質があります。この夜光虫と戯れつつ、沖でぷかぷか浮かびながら夜空を見上げると満天の星空。まさに宇宙に漂うかのような体験が出来ます。

再度シーカヤックに乗り込み、陸に戻りシャワーを浴びて着替えて終了。こんな素敵な体験が出来るなんて、佐渡島ってなんて素敵な島なんだろうと改めて思いました。8月のお盆前にぜひ体験してもらいたいところではありますが、開催については小木ダイビングセンターにお問い合わせください。これは地元の人も島外の人にも超絶おすすめのツアーです。

料金はお一人様6000円+消費税です。雨天や波が高い場合は中止のようですので、前日には天気のチェックを怠らないようにしましょう。

お問い合わせ
小木ダイビングセンター
〒952-0606 新潟県佐渡市琴浦225-2
TEL&FAX 0259-86-2368

当館から小木ダイビングセンターまでの地図

虫谷の入江の左八文字への抜け道

虫谷 左八文字

この虫谷の入江の左八文字は、弘法大師が書いた文字だと言われておりますが、ここに辿り着くには3つの方法がありました。
1つは力屋観光汽船のモーターボートで来る方法。これが一番お手軽で早い方法。
2つは小木ダイビングセンターのシーカヤックで来る方法。
3つは虫谷の集落を抜けて歩いて来る方法。こちらは向かって左岸を綱渡り的な危うい足場を抜けて辿り着く方法。

今まではこの3つだったわけですが、新たに秘密の抜け道から行ってみました。
まずは県道45号線から虫谷方面へと左折。ちなみに、この県道45号線は日本一長い主要県道なんですって。ご存知でしたでしょうか?
虫谷の入り口

そして道なりにまっすぐ行くと、田んぼの脇道へと差し掛かります。
虫谷

そのまま真っすぐ行くと、畑のようなところに出ますのでそのまま道なりに進むとちょっと広いスペースがあり、その奥には竹藪があります。
そしてその竹藪をよーく見ると獣道のような小さな道があるのがわかります。まるでトトロのめいちゃんが迷い込んだトトロの抜け道のようなところです。
虫谷の竹藪

虫谷の抜け道

メイちゃんになった気分で通り抜けます。
虫谷の抜け道

竹藪は若干下り坂になっておりますが、注意して歩けばそんなに歩きにくいところでもないかなぁと思われます。(自分比)
虫谷の抜け道

そして竹藪を抜けるとそこは!海でした。そしてゴツゴツした岩場を降りて右に行くと(徒歩2分程)虫谷の入江に辿り着くではありませんか!
これはトトロのメイちゃんになった気分です。なんだこの竹藪ワープゾーンは?素敵過ぎます。
虫谷の入江

この海の色が本当青い。天気の良い日はさらに青く綺麗です。この日は曇りであまり日差しは強くなかったのですが、この青さです。
虫谷の入江

左八文字と美しい入江を後にし、逆方向も探検してみたくなりました。しかし、この左八文字ドクロのようにも見えるのは気のせいでしょうか。
左八文字

こちらは矢島経島の方角です。
奥に見えるのが矢島です。ゴツゴツした溶岩の岩場は歩きにくく、倒れたりしたらかなりのダメージをくらいそうなので、気をつけて歩きましょう。丸い感じの溶岩の模様が特徴的な枕状溶岩が見られます。

溶岩で出来た地形は洞窟やら、奇形の岩などフォトジェニックな所がいっぱい。この岩の穴は逆光で撮るとアルファベットの大文字のAのようです。

奥へ進むと矢島経島が見えました。歩いて行けるかというと、かなりの難所があり、海に入る覚悟がないとこれ以上は進めません。少し岩を削って歩きやすく遊歩道を整備すれば、矢島経島と虫谷を行き来出来るし、この素晴らしい溶岩情景が見られると思うのですが。

行き止まりから抜け穴へと戻ります。流木がとても素敵に見えるのも、この溶岩が非日常的な様相だからでしょうか。
虫谷

抜け穴に辿り着きました。パット見茂みしか見えないのでわかりづらいです。
きっと畑の地主さんか地元の方が、海への抜け道として使っているのでしょうね。なんだかRPGの秘密の抜け道は冒険心をくすぐります。
秘密の抜け道ですので、この記事をご覧の皆さん・・・秘密ですよ。

※注意点
畑の横の道を通る時は充分注意しましょう。地元の方の邪魔にならないように駐車する際には気をつけましょう。
とにかく地元の方に迷惑をかけないように注意しましょう。

当館から虫谷の秘密の抜け道への地図