羽茂の春風バラロードの行き方


羽茂バラロード

佐渡汽船カレンダーの6月の表紙は羽茂の春風バラロードと呼ばれるところの写真です。よく場所はどこなの?というお問い合わせもいただくので、ブログに記載しておきます。
場所はGoogleMAPだとこちらになります。国道350号線沿いの小比叡素浜海水浴場の看板を目印に小木へ向かうようにして左折します。

羽茂バラロードへの行き方

道なりに進むと、柿畑を抜けて三叉路になりますので、こちらを左へ曲がります。時期になると小さな看板でバラロードへの矢印看板がついています。

羽茂バラロードへの行き方
羽茂バラロードへの行き方

しばらく進むとバラロードに差し掛かります。
春風バラロード
春風バラロード

柿畑の道の両脇に100mぐらいバラの壁が見えます。撮影していると郵便屋さんのバイクが通っていきました。
春風バラロード
春風バラロード

振り返ってもバラロードは綺麗です。あいにくお天気が曇り空だったのですが、青空だともっと綺麗に映えたことでしょうね。
羽茂バラロード

柿畑への階段も両脇が薔薇で囲まれていて素敵でした。
春風バラロード

駐車スペースはありませんので、路上駐車する際には交通の邪魔にならないように心がけましょう。
毎年6月上旬から中旬ぐらいが見頃です。

当館から羽茂春風バラロードへの地図

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能面や鬼面などの神事面を手がける面打ち師


渡邊有恒

佐渡島は鬼太鼓や能、神楽など様々な神事が催される島です。この神事に欠かせないのが「面」なのですが、古くから使われている面も、痛みが激しいものは流石に作り直さなければいけません。この面を作ることを「面打ち」というのですが、佐渡で唯一面打ちをされているのが、渡邊有恒さん(80歳+α)。有恒さんは、県展などにも木工作品を出して数々受賞されている芸術家の方です。

能面、鬼面、大黒舞、春駒などに使う面や、獅子頭などお祭りや神事に欠かせないものばかりですが、各地域で必要とされているのに後継者が居ないのが懸念されているようです。

獅子頭
大黒舞

有恒さん曰く、「面なんて簡単さぁ!」と作業の説明をしてくれるのですが、木材が顔の形になっていく工程を簡単そうにやられるのですが、絶対に簡単ではありませんよね。

鬼面

木材をジグソーで削ります。鉛筆書きのところを削っていくのも簡単そうにやってのけます。

面打ち

ある程度はチェーンソーで削った方が楽なんだ。と言いつつ簡単そうにやってのけます。

面打ち

細かいところを写真や現物を見ながら彫刻刀やノミなどで削っていくわけですが、サクサクと削っている様子を見ていると簡単そうに見えますが、道具の切れ味を保つ手入れや、材の乾燥具合など、細かなところを経験とセンスで仕上げていくのだろうと思われます。有恒さんは「な?簡単だろ?」とは言いますけども。

面打ち
面打ち

道具なんてムサシ(地元のホームセンター)に行けば買えるさ。なんておっしゃいますが、おいそれと揃えられるものではありません。

面打ちの道具
面打ちの道具

この日はちょうど依頼者の鬼太鼓の面を打っていらっしゃったので、その様子を撮影させていただきました。写真を見ながらディティールを仕上げていき、完成へと近づいていきます。顔につけた際にピッタリくるようにさらに彫っていきます。

鬼面
鬼太鼓の面打ち
渡邊有恒

そして、目に穴を開けるわけですが電動ドリルで貫きます。その後ヤスリで削り、後ろの目の部分をすり鉢状になるように彫ります。
面打ち
面打ち

昔は木工細工は当たり前のように専門の方がいらっしゃったのでしょうけど、こうした地域の芸能を支えていらっしゃる面打ち師の有恒さんがいらっしゃるおかげで、地元の鬼太鼓が存続出来ているわけであり、これが島外の木工細工をやる方にお願いするとなると、価格面や納期や仕上がりなども変わってくることでしょう。こういった手仕事を担える人材が現れることを切に願いたいです。

鬼太鼓面

地域の祭りで使われている道具を地域で作ったり直したり出来る環境。伝統芸能の保存というのは、こういったことにも目を向けないといけないですよね。
今回はそんなことを識る大変貴重な機会をいただきました。

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和木川上流の法力和光滝


法力和光滝

以前訪れたのは2008年頃の夏。まだ大佐渡石名天然杉遊歩道が出来ていない頃、大きな杉を見に行くついでに立ち寄った滝。その時覚えていた名前は「妙力授宝和光滝」でした。その当時は、和木から上がってしばらくすると「大滝へ」という看板がついていて、滝への道の入り口もわかりやすかったのですが、今回行ってみると看板は無くなって入り口も少し変わっていました。

法力和光滝

和木から上がると、所々に「大佐渡石名天然杉まであと◯km」という看板が見えます。この看板の大佐渡石名天然杉まであと1kmという看板を過ぎたら、右側に倒れた看板と共に右に上がる小路が見えると思います。あまり道路は広くは無いので、道に車を停めるとしたら、バス一台が通れるぐらいのギリギリ寄せて駐車しましょう。滝までの所要時間はサクサク歩いて15分程です。

栗の木の巨木
栗の木の巨木

途中に栗の木の巨木が見えます。こちらは以前来た時に特徴的な木だったので見覚えがあります。ここまでの道のりは入り口から真っ直ぐ道なりに上がってくれば、たどり着けると思います。途中石柱のようなものが倒れていたので、立て直してみると、「妙力授宝和光滝」と書かれてありました。

妙力授宝和光滝
妙力授宝和光滝

さらに進むと滝を見下ろすような所に出ます。ここからはロープを伝って降りていきます。足場は悪いので、気をつけて降りましょう。

法力和光滝
法力和光滝

二段の滝で滝壺から見上げるとかなりの落差だと思います。落差40mと記録にはありますが、おそらく1段目と2段目を合わせた落差だと思われます。

法力和光滝

滝壺付近にも石柱が倒れていたので、起こしてみると「法力和光滝」と書かれていました。この滝のことを検索すると、大滝という名前もあり、法力和光滝という名前もあり、石柱には妙力授宝和光滝という名前もあり、どれが正しいのかはわかりませんが、東京都写真美術館の収蔵品の中に「昭和7年 両津町和木川上流の法力和光滝、落差約40mの滝壷で、打水に体を清める人々」とあります。滝の全景はちょっと違ってはいますが、こちらの呼び名で良いのかも知れません。

法力和光滝

滝壺から少し離れた岩壁に、ちょこんと祠があり、その横に可愛らしいお地蔵様が安置されてありました。手を合わせて無事来れたことに感謝いたしました。

祠

以前この滝に来た時にはオオバキスミレを見たような気がしたのですが、カキランを見た時期だったので、おそらく7月ぐらいに来れば見られるのかも知れません。

法力和光滝
法力和光滝
法力和光滝

大佐渡石名天然杉遊歩道に行く時に、もし足に自信があるようでしたらこちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
迷わず行けたのは若干の記憶があったので、途中迷わず滝に辿り着けたという要因にもなっているのかとは思います。山に入る時には油断せずしっかりした装備と下調べを怠らないようにお気をつけください。

当館から法力和光滝への道

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