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佐渡島絶景フォトガイド 出版しました

佐渡島絶景フォトガイド

この度、佐渡PRフォトグラファー伊藤ヨシユキこと、ご縁の宿伊藤屋6代目番頭が本を出版しました。7月4日には新潟市内の蔦屋書店河渡店にて、出版記念イベントがあり、7月7日には新潟県内販売開始、7月15日には全国販売開始となります。Amazonでは15日から販売開始となります。

こちらからも購入可能です。
ご縁の宿伊藤屋公式オンラインショップ

この本は写真集ではなく、ガイドブックとして出版いたしました。
何故ガイドブックにしたのかというと、写真集だと本屋さんの本棚の置かれている場所が大抵奥の方に置かれていますし、風景写真の写真集ではあまり手にとってもらえないかもしれない。ターゲットである旅行者が見るのはガイドブックであることから、佐渡の絶景スポットをガイドするガイドブックであれば手にとってもらいやすくなるだろう。そんなことから、ガイドブックとして出版することにしました。

ガイドブックといっても観光ガイドではなく、フォトガイドですので、るるぶやまっぷるといった飲食店情報や、宿泊情報、ショップ情報などは一切なく、その絶景が一番美しい季節や時間帯や撮影ポイントをガイドしたものであり、あとはアクセス情報などを入れた他にはあまり見ないガイドブックとなっています。

佐渡島絶景フォトガイド

本の帯に入れてある「あなだだけの一枚がきっと撮れる!」は、私が撮影したものより、空の状況が違うでしょうし、海の状況、光の加減、機材が違えば、構図も違うでしょうから、きっとあなただけの絶景に出逢えるはず。そして、それを映していただきたいし、それを多くの方に見ていただきたい!そんな想いを込めて掲載しました。

もともとトレッキングガイドや観光ガイドなどもやっていたので、ガイド目線での気付きやお客様から教えていただいたことなどを、たくさん本に詰め込んだつもりです。

佐渡島絶景フォトガイド
佐渡島絶景フォトガイド

今回この本を出版するにあたって、協力いただいたのが「新潟発R」という冊子を手掛ける出版社ニールさん。以前新潟発Rの写真を提供したこともあり、本を出したいということをお話すると、快くご協力いただきました。

ただ、本の出版する直後からコロナ禍が始まり、おまけにスタッフが辞めるなど、たくさんの苦難が同時に降りかかり、出版するのを何度もやめようかと悩みました。そんな中でもニールさんの応援もあり、スタッフの応援もあり、家族の支援もあり、なんとか出版しカタチにすることが出来た本です。毎日寝る間を削りつつ、編集校正したのも今となっては良い思い出となりました。

本を出版すると印税で儲かるのではないかと簡単に思う方もいらっしゃるでしょうから、はっきり申し上げますが、、、ぜんぜん儲かりません(苦笑)

Amazonでご購入があっても、ほぼほぼ手数料で自分の手元に残るのは1割あるかどうか。大手本屋さんに置いていただいても、手配する代理店、本屋さんへの手数料などがあり、手元に残るのは2〜3割程。もし、私の知り合いで自費出版したい!って言う人がいたら、間違いなく「やめた方がいいよ。よく収支考えたほうがいい。」と止めます(笑)

それでも、この本を出版すれば佐渡に行きたい!という人が増えると想います。そして、その方が絶景に出逢えて素晴らしい写真を撮影し、その写真を見た人が行きたい!となるかもしれません。その可能性が増える本だと思っています。また、佐渡金銀山が世界遺産の国内推薦を得られ、注目された時、佐渡にはこんなところもあるんだ!と気づいてもらえるかもしれない。また佐渡島民、新潟県民が新たに佐渡の魅力に触れることで、自分たちが広告塔になり、お客様を案内し、佐渡の魅力を伝える伝道師になるかもしれない。
そんな一冊になるといいなと想っております。

この本で紹介しきれなかった素敵なところもいっぱいあります。
佐渡は広く、奥深いです。ぜひ、佐渡にお越しになって、素晴らしい景色や文化に出逢っていただきたい。
そんな手助けが出来たら幸いです。

本を購入された方が、素晴らしい佐渡の絶景に出逢えることを願っております。

佐渡PRフォトグラファー 伊藤ヨシユキ

あめやの桟橋

こちらからも購入可能です。
ご縁の宿伊藤屋公式オンラインショップ

佐渡島絶景フォトガイド新潟県取扱店 (7月17日現在)
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玉箋堂
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何故?佐渡牛が美味しいのか秘密を探るべく、堂林放牧場へ征く。

佐渡の金井地区の山手にある、佐渡市の管理する堂林放牧場へお邪魔しました。
勝手に行ったわけではなく、今回は佐渡市役所農業政策課 生産振興係の方のご許可とご案内をいただくべくアポをとっておきました。

今まで、牛の生産者の方やJAの方からお話を聞くことはあれど、行政の方から畜産のことについてお話を聞くのは初。堂林牧場に到着すると、さっそく遠くの方から牛を呼び寄せる役所職員。市役所の職員さんが飼育のことをガッツリやれることにびっくりですが、知識量が生産者さんと同等かそれ以上なのではと感じざるを得ません。

今回の目的は牧場のドローン撮影と、牛の様子を撮影させていただくべくアポをとっていたわけですが、佐渡牛の畜産知識についても市役所職員さんからお聞き出来たので、備忘録としてブログに綴っておきます。

堂林放牧場の佐渡牛を撮影したYouTube動画はこちらです。

堂林放牧場は金井地区の平清水をさらに上がった山の高台にあり、国中平野を一望出来る眺めの良い場所。牛さんたちも気持ちよさそうに、草を喰み、のどかな牧歌的風景の典型的ともいえる景色を堪能できます。この放牧場は佐渡市の公共牧場となっていて、広さはおおよそ20ヘクタールあるそうです。
佐渡島の牧場は他にも、関岬放牧場、青木牧場、坪山牧場、経塚放牧場、二ッ岩牧場とあります。

堂林放牧場に入牧させるのは、4月下旬ころ。放牧される牛は、ほとんど繁殖牛で肥育牛の放牧はしません。入牧させる際には、牛たちは大喜びで飛び跳ねたり、柵を飛び越えてしまったりと大はしゃぎするそうで、その様子も見てみたいものです。中には興奮のあまり有刺鉄線に突っ込んで怪我をする牛もいるとか。

撮影に訪問したのは10月頃でしたが、わらびの成長した株がいくつもあり、きっと早春はわらびでいっぱいなのでしょう。市役所職員さんに聞くと、たまに牧場見学のついでにわらび採りもする方もいらっしゃるようで、むしろありがたいとのこと。牛はわらびを食べることはないが、牧草がなくなると食べてしまうこともあるのだとか。わらびを食べるとわらびの中毒成分であるプタキロサイドによって骨髄機能が障害され、血液凝固不全が起こり、出血により重症の場合は1〜3日で死んでしまうこともあるのだそうです。

また、ちょっとした窪みに嵌って起き上がれなくて牛も死んでしまうことがあるとか。約500kgある巨体の牛は自分で起き上がることが出来ず、胃の中のガスが排出されず胃が膨張し、心臓を圧迫して死んでしまのだとか。起き上がれない牛を見つけたらすぐに起こすそうです。

畜産農家の方は、春の放牧で牛を預けて秋まで放牧させます。もちろん経費はかかりますが、預けている間に田んぼをやったり、他のことが出来るので良いのでしょうね。肥育より繁殖をやる畜産農家さんが多いことも頷けます。肥育の場合は自分の牛舎で育て、毎日の世話があるので、旅行にも出かけられないと聞いたことがあります。

放牧場にぽとりと置いてあったレンガのようなものを、牛が舐めていたので、市役所職員さんにお聞きすると、これはミネラルブロック(鉱塩)といって、尿石症の予防や微量ミネラルの補給のために置いてあるそうです。牛も自分のカラダに必要なものを、わかって摂取するんですね。
余談ですが、家の玄関入り口に盛り塩をするのも、牛の舐塩行動が由来するそうで、平安時代の頃、縁談を待つ女性の家の前に盛り塩をし、牛舎に乗った男性貴族を立ち寄らせようと、牛を足止めするのを目論んで置いたのがはじまりだとか。

佐渡牛は黒毛和種という和牛の品種ですが、よく見ると茶色です。黒ぽい茶色といいましょうか、焦げ茶色というか、そんな色をしています。肥育牛の牛舎の中にいる黒毛和種の牛は、それこそもっと黒っぽいのですが、どうやら放牧で外にいると紫外線により毛色も茶色っぽくなるようです。ちなみに、生まれたての子牛は茶毛です。

放牧場は豊富に草が生えているので、資料として牧草を与えることは牛小屋で育てるよりは少ないのですが、ゼロではなく、時々与えています。減反で青刈りした稲わらを乾燥させ発酵させることで、カビが生えないようにするのと、ビタミンやミネラルを凝縮するのと、乾燥した牧草を食べることで唾液分泌が多くなり、第一胃の内の働きと発酵を良くし、胃の健康維持にも役立つのだとか。
佐渡のトキの棲む田んぼで、安心安全な稲わらを食べて、ミネラル豊富な牧草を喰み生活している佐渡牛たちから、健康的な子牛が生まれ育ち、天塩にかけて育てられているのだなと感じました。

今回撮影させてもらって、知られざる牧場での牛の生活を垣間見ることが出来ました。
牛舎でのお話も色々とお聞きしたのですが、今回は書ききれないので、また牛舎に取材に行った際に記事にしたいと思います。

美味しい佐渡牛が出来るまで、色んな人の手がかかっているのだと認識しました。
感謝して、いただきます。

2021年佐渡汽船カレンダー

佐渡汽船カレンダー2021

今年も佐渡汽船のカレンダーが発売されました。
2021年の表紙は小木の深浦にある長者ヶ橋の景色です。毎年のように私の写真を使っていただいておりますが、一企業の全部の月のカレンダー写真を担うプレッシャーは結構ありまして、、、それも佐渡を代表とする玄関口である船会社のカレンダーであり、このカレンダーは様々な旅行会社や観光関連、行政などにも配られます。また、企業名のところだけ建設業の会社に変えて使っている企業もあるようです。

インターネットの販売は11月27日に50部限定で販売したようですが、その日のうちに即完売となったようです。
買えなかった方は佐渡汽船の新潟港と両津港の売店にて1部1,150円にて販売しております。

今年の写真選定ですが、例年に掲載されていない場所、掲載されていたとしても構図や時間帯が違うような写真をという感じで選びました。そして、この写真が掲載されたらあの人が、あの地域の人たちが喜ぶかなぁ?などと思いながら選ばせていただきました。

あと7月の写真は人面岩のトワイライトタイムのシルエット写真ですが、よーく見えると今年話題になったネオワイズ彗星が小さく写っています。ネオワイズ彗星は次回撮影出来るチャンスがあるとすれば6800年後と言われています。つまり、世界初の人面岩とネオワイズ彗星が写った写真です。
そんなことを来年、7月になったら思いを馳せながらカレンダーをめくりながらお話出来たらいいなと思います。

びっくりしたのが、今年は佐渡汽船の時刻表が掲載されていないそうです。
コロナの影響でダイヤ変更になるかもしれない、あかね売却でどのタイミングでジェットフォイルが導入されるか不明など、未確定要素が多々あるからでしょうね。
なかなか先の見通しが立たない時代となりましたが、どうかカレンダーを見て少しでも佐渡の景色を見たい!って思ってくれる方が増えますよう祈ります。