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沖縄から佐渡へ。イタリア風洋食屋の夕食堂

夕食堂

4月末にオープンしたばかりのお店、「夕食堂」にさっそくお邪魔しました。
当館からは車で3分程の距離にある、わりと近場のレストランで、沖縄から移住されて佐渡市真野新町で開業されたそうです。
沖縄の夕食堂のブログはこちら。
https://yuushokubou.ti-da.net/

古民家をリフォームしているので、あまり広くは無い作りですが、予約すればお席の確保も出来るようです。

夕食堂

営業時間はランチタイムが12:00~14:00、ディナータイムが17:00~21:00で、定休日は不定休となってます。
駐車場は少し離れたところに停めるような感じです。お店の前が「真野御陵入り口」のバス停があり、小木線や赤泊線でお店の前に丁度降りられます。
タクシーで行く場合、新しいお店の名前って知れ渡っていないことがあるので、「真野御陵入り口バス停まで」というと近くまで行ってくれると思います。(とはいえ、タクシーの運転手さんがバス停の場所まで把握はしていないかも知れませんけど。)

ちなみに、店名が「夕食堂」だからランチはやっていないと思われてしまいがちですが、ランチもやってます。

夕食堂 営業時間

メニューは毎回印刷するのか、その日の日付が記載されております。
日によって提供されるものが違うって、なんだか通いたくなってしまいますよね。メニューを見るとパスタや洋食が中心のようなのですが、一応店主の方にお伺いして「何屋さんでしょうかね?」と問いましたら「イタリア風洋食屋」という感じにお答えになったので、なるほどと。ただの洋食屋というより、イタリア風とつくことでなんとなく想像がつきますよね。

夕食堂 メニュー

とりあえず、佐渡産の黒豚を使ったハンバーグが目についたので、こちらを注文。豚100%なのか、とっても柔らかくてジューシー。デミグラスソースは玉ねぎの甘みを感じる、濃厚なソースでこの豚肉との相性も良く、ごはんが進みます。また、ごはんの炊き加減が絶妙。ほんと美味しいです。佐渡の食材を大切につかってくださってるなと感じます。

佐渡産黒豚のハンバーグ

パスタメニューは佐渡でもなかなか無いので、(最近は増えてきましたが)こちらを注文。小エビときのこのパスタですが、麺の茹で加減もちょうどよく、美味しい。こんなお店が近くに出来てよかった。

パスタ

せっかくなので、デザートも注文。カタラーナというアイスっぽいクリーム菓子で、キャラメリゼしたところにオレンジが載った、濃厚なクリーム感と、さっぱりした味わいの冷たいデザート。ここまできたら、コーヒーもセットで頼むしかありません。コーヒーはドリップで丁寧に抽出したもので、こういうところでもお人柄が垣間見えるというものです。

カタラーナ
コーヒー

当館から徒歩で10分ほど、車で2分という近場に出来た飲食店。
沖縄からいらっしゃったご夫婦が経営するお店ですので、沖縄の情報も聞けることでしょう。
ぜひ、お立ち寄りくださいね。(伊藤屋さんのブログを見て来ました!というと、僕が喜びます。)

夕食堂
佐渡市真野新町413
電話:0259-67-7356
営業時間:ランチ 12:00〜14:00 ディナー 17:00〜21:00
定休日:不定休

当館から夕食堂への地図

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佐渡汽船の新潟港で買える佐渡のお土産

佐渡汽船 新潟県特産館

佐渡から新潟に渡り、すぐタクシーかバスに乗り込むので、お土産屋さんに立ち寄ることがあまり無い佐渡島民の方は多いのではないでしょうか。
ふと思い立って、「佐渡からお土産を買ってくるのを忘れた!」とか、「新潟にいても佐渡の商品が買いたい!」なんて方もいらっしゃるのではないか?そして、どんなものが置いてあるのかが事前にわかったら便利かも?
ということで、お店の方に許可をいただき取材してまいりました。

まずは、佐渡といえば「いごねり」ですよね。「ふぐの子粕漬け」や「もずくのりも」見えます。ごはんのお供コーナーといったところでしょうか。

いごねり

地ビールコーナーです。佐渡のものは無いけども、これから船に乗り込む際に一杯と思っている方におすすめしておきます。

地ビール

そして、これ「イカ徳利」です。イカといえば相川の姫津。金山奉行大久保長安により石見の地より連れてきた、イカ釣り漁師さんたちの集落で作られたイカ徳利。徳川家康の利があるから徳利・・・というわけじゃないです。

イカ徳利

そしてイカ徳利からの地酒。もちろん船で乗る際に買い込んで、イカ徳利で一杯というのも船旅の旅情をくすぐるものになるかもしれません。
日本酒が染み込んだ徳利はそのままおつまみにもなります。村上の鮭の酒浸しに匹敵するものがあります。

佐渡の地酒
佐渡の日本酒

私が大好きな両蒲のトビウオのすり身。味噌汁の具としては最高峰じゃないか?ってぐらいの代物です。
冷凍になっているので、他の保冷したい商品と一緒に買うと保冷剤代わりにもなると思います。そしてお隣にはへんじんもっこが並びます。たまとろサラミはそのまま切って船でも食べられるのですが、ソーセージたちは茹でたり焼いたりしないと食べられないので、完全にお土産用ですね。スルメやイカの塩辛などもありますが冷凍になっているので、こちらも保冷剤がわりにいくつか入れると良いかもしれません。

両蒲のすり身

佐渡産のサザエが入ったレトルトカレー。船内で食べるには温めなくてはいけないのですが、電子レンジがこのお土産屋さんに備え付けてあるので、温めてから船内に持ち込んで食べるというのも可能かも知れません。
ただ、ジェットフォイルの中ですと、カレーの香りが辺りに漂い、飯テロ的な感じになりますのでご注意が必要です。

サザエカレー

「佐渡産のコシヒカリ 朱鷺と暮らす郷」です。特Aランクの最高級品種でもあり、朱鷺の野生復帰のために田んぼの農薬を減らし、除草剤を減らし、朱鷺や田んぼの生き物たちにやさしい米づくりを目指したら、お米も美味しくなったという佐渡産のコシヒカリブランド。お土産で買うにはずっしりと重くなってしまうけど、車で来ている、もしくはキャリーケースに入れるという感じであれば大丈夫でしょう。
どうしても重くて嫌だという場合は、宅急便でこのお店から送ることが出来ます。

佐渡産コシヒカリ

こちらは佐渡関連のTシャツやトキのデザインが施されたトートバッグがあります。
DO NOT TAKE TOKI HOME(トキをおうちに持って帰らないでね)

トキトートバッグ

佐渡に渡る前にガイドブックを買って、船の中で読みたい!という方はこちらで。写真集や郷土資料なども販売しております。

佐渡のガイドブック

最近出来た佐渡汽船グッズ。佐渡汽船が大好きでしょうがない!という方におすすめです。中でもボールペンのジェットストリーム(三菱鉛筆製)のジェットフォイルデザインは、洒落が利いているではありませんか。

佐渡汽船グッズ

こちらは新潟の燕&三条の金物製品。可愛らしい商品からお役立ちグッズまで揃ってます。

TUBAMESANJYO

佐渡のお土産でおやつタイムにおすすめなのが、「沢根だんご」。冷水に浸して食べるのが本流ではありますが、ペットボトルの水を購入し、ちょろっとかけて食べればそれっぽく食べることが可能です。冷凍になっているので解凍してからお召し上がりください。

沢根だんご

こちらは「かやの実かりんとう」。おすすめは砂糖をまぶした「かやの実」ですが、そちらに描かれてある天狗に何の意味があるのかというと、このかやの実製品を作っているところが赤泊というところで、そこには昔天狗が住んでいたそうで、その山には天狗塚という場所もあるぐらいです。機会がありましたらお立ち寄りください。

かやの実かりんとう

「ワダコメのかりんとう」ですが、あのGACKTさんも食べたハードテイストなかりんとう。あまりに硬いので歯がかけてしまうかもしれないという方はご遠慮ください。
これを食べれるということは歯が丈夫な証拠です。

ワダコメのかりんとう

レジカウンターにはコンビニにも置いてあるような、コーヒーもあります。朝どうしてもコーヒーが飲みたいという方はこちらでご購入いただけます。
パンやおにぎりもありますので、お店に入って食べる余裕はないけど、ジェットフォイルの中で食べる!という方はこちらでお買い求めください。

コーヒー

ちょっと菓子折りを持っていこうという方はこちら。
いかにも佐渡らしい金ピカのやつから、佐渡という名前が入ったお菓子など、いろいろあります。

佐渡土産

改めて見ると、結構便利な佐渡汽船新潟港のお土産屋さん。
新潟に住んでいて、どーしてもいごねりが食べたい!両蒲のすり身が食べたい!という方はこちらでもお買い求めいただけます。また、カーフェリーならスナックコーナーもあるのですが、ジェットフォイルには無いので、こちらで調達が可能です。

新潟県特産館(佐渡汽船商事 新潟売店)
〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島9−1
営業時間 5:00~19:30(冬期間は7:00開店となります)
http://www.sadokisensyouji.jp/02souvenir/

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宿根木の岩屋山石窟お籠り神事

岩屋洞窟

宿根木にある磨崖仏で有名な洞窟の岩屋山。地元の方には岩屋さんとして信仰の地として親しまれている場所ですが、毎月15日になるとこの洞窟でお籠りがあるらしく、たまたまその日に縁があってお邪魔することに。
この洞窟は相川の岩谷口にある岩谷山の洞窟と繋がっているという説もあり、その昔犬を放したら、相川の洞窟から出てきたというお話を聞いたことがあります。現実的にはそこまで繋がっていないと思いますけども。また、洞窟の周りには八十八の石仏があり、そこをぐるりと回りお参りすると八十八ヶ所巡礼したのと同じ御利益があるといいます。この石仏は真野椿尾の石工の作だと言われてます。

八十八の石仏

だいたい9:00ぐらいから集まり始めると思うという情報をいただいていたので、少し早めに到着し、先に観音堂と洞窟内の観音様にお参りを済ませておきました。観音堂の聖観世音菩薩は8月の15日のみご開帳するらしく、以前は洞窟内に安置されてあったようですが、洞窟内は湿気が多いので外に観音堂を建て、そこに観音様を移したそうです。

観音堂

やがて一人のおばぁちゃんが荷物を抱えて、階段を上がってくるのが見えました。
お花やお供えものを担ぎ、下から長い階段を上がってきたのでしょう、途中休み休み観音堂へと続く階段をゆっくりと上っていきます。
「なんまんだぶ、なんまんだぶ」
念仏を唱えながら階段を上がっていきます。

宿根木のおばあちゃん

おばあちゃんは、念仏を唱えながらご自分で作ったおにぎりやお菓子などを並べて、自分のところで育てたお花をお供えし、ろうそくに火をともします。
また一人観音堂に上がってくる方がいらっしゃって、今度は団子をお供えしました。積み団子とか枕団子というやつでしょうか。ご自分の家で上新粉で作るそうです。

お供え物

線香を立てて、お経を取り出すと「私はお経を唱えてからお籠りの方に行くので、どうぞ先に行っててください。」と、お気遣いのお言葉をいただき、この信仰深さと優しさに触れ、尊敬の念が湧いてきます。当たり前のように続けてきたお参りお籠り、この地を大切にし、感謝と施しを忘れないこのおばあちゃんに、深く関心しました。

御真言

あまり念仏のお邪魔をしてはいけないので、洞窟の方に向かうと若い奥様が火を起こしていました。祭壇のろうそく火を灯し、お籠りの準備をしているようです。
洞窟内はまだ肌寒い感じでしたので、この火があることで暖かいのですが、煙も洞窟内にこもるので、もやもやしています。
夏にはこの煙が虫除けの効果もあり、多少熱くても火を起こすのだとか。

焚き火

観音堂にいたおばあちゃんが洞窟入り口まで来られました。今度は入り口の周りにある八十八体の石仏の最初と最後だけお花をお供え。
風で飛んでしまった石仏の帽子をかぶせてあげる姿に、慈愛と信仰心を感じ、なんとも心が温まります。
おばあちゃんは「なんまんだぶ、なんまんだぶ」と唱えながら帽子をかぶせてあげます。

石仏

洞窟最奥に祀られている観音様は、十一面観音。石仏なので朽ちることはないのでしょう。
とても保存状態がよく、キレイにしてありました。写真でもわかるとおり、十一面観音のシンボルでもある頭の上に顔が精巧に掘ってあります。この十一面観音の後ろには、さらに奥へと続く洞窟が広がっているようです。ちょっと入り口が狭いので、這っていかないと入れなさそうですが。

十一面観音

経本を開き、合唱しながらお経を皆さんで唱えます。洞窟の中なのでお経が反響しつつ、薄暗い中にろうそくの明かりが灯り、とても神秘的な様相です。
昔は当館の近くでも5人組という制度があり、5人組の葬式には皆さんでお経を唱えるべく、月に一回ぐらい集まりお経の練習のようなものをしていたのを今でも覚えております。こうした地域ぐるみの信仰というのも薄れていったような感じがしますが、宿根木ではこうしてまだ残っているのですね。

念仏

念仏が終わると、お供えの団子を焚き火のところにくべて焼きます。これを食べるとご利益があるということでいただきました。
こういった地域の信仰の場に立ち入るのが、恐縮すぎて申し訳ない気持ちでしたが、暖かく迎えていただきつつお団子までいただき本当にありがとうございました。
この場をお借りして感謝を申し上げます。

お供え団子
お供え団子

宿根木はとても信仰心厚く、町並み保存地区の奥にある称光寺では絶やすことなく、お墓に花が添えられています。
それもほぼすべてのお墓にキレイなお花が供えてあり、お花をお供えする方が他のお墓にもお供えするのだとか。もし宿根木を訪れることがありましたら、お供えのお花の美しさに信仰心を感じていただけたらと思います。

当館から岩屋山石窟までの地図

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