第72回新潟県美術展覧会(県展) 写真部門入選


新潟県美術展覧会(県展)入選

第72回新潟県美術展覧会(県展)の写真部門に作品を応募して入選しました。
今年の写真応募総数1846点あり、入選354点のうちの1点ということになります。

作品を応募するきっかけとなったのは、市展を見た時に、ここに飾られたら多くの写真家の方が注目する。そしてその同じ景色を撮りに行きたいと思うはず。という思惑があったので、応募しました。正直なところ、応募すれば誰でも飾られると思っていたら、応募された中から選ばれないと、即作品はお持ち帰りとなるのだとか。およそ、1500点もの作品が誰の目に触れることもなく(あ、審査員は見るか)持ち帰らせるわけです。

県展用に作品を印刷して、専用の額に入れるだけで今回13736円かかりました。その他に出品料として1点につき4000円(学生は3000円)かかります。
写真部門だけで、1846点あったわけですから、その作品の現像料金をトータルすると、32740656円!!凄い金額が出ちゃいましたね。たまたま入選出来たから良かったものの、これ入選出来てなかったらショック大きいです。(自分比)

Facebook上のタイムラインに公開した後、県展の応募規約を見たら既に公開されたものに関しては応募出来ませんという記載があり、SNSで公開したものもダメなのかと諦めたていたのですが、それでも引き伸ばして大きな写真にしようかと思い、カメラのキタムラさんに立ち寄ったら、たまたまFUJICOLORの方がいらっしゃって、県展に応募しようと思ったのですが、SNSで公開しちゃったので諦めました。とお話したところ、「え?大丈夫ですよ。」との回答。それではということで、作品を応募することに相成りました。

提出日も差し迫っていたところ、カメラのキタムラさんにもご迷惑をおかけしつつ、尽力していただきなんとか間に合いそうだということになりましたが、なんと提出日が佐渡ロングライド210の前日と当日という、まったくもって身動きが取れない日でした。事務局に事情を説明したところ、提出日の前日に受理していただくという特別に対応していただきました。(本来は提出出来ないところだったわけですが、たまたま団体受付が個人受付の前の日に行っていたので)
ということで、個人エントリー番号1番という番号をいただいたわけです(笑)

天架ける一本橋

作品の撮影地は岩首昇竜棚田の夜。狙いとしては、棚田の水鏡に星が写って綺麗なんじゃないかなぁということで撮影に行きました。
現地に到着すると案の定真っ暗。月明かりも無い日で、天の川が綺麗に横切り、新潟市街の街明かりが水平線のように広がっていました。狙い通り田んぼの水鏡に星が映り込み、その景色に感動しつつシャッターを切ってみると、以前と樹形の変わった木が一本見えました。
とても気になったので、この木を被写体にしようと、この木を真ん中に据えて撮影してみよう。と長時間露光をしても木が真っ暗。これでは木の存在感が無いなぁとスマホのライトを当ててみると、今度は葉っぱの緑が発色していい感じになりました。おまけに天の川と棚田に架ける橋のようにも見え、また、新潟市街と棚田に架ける橋のようにも見え、自然と街と里山を繋ぐ一本橋ということに見立てて、「天架ける一本橋」というタイトルをつけました。

後で岩首の棚田仙人(大石惣一郎さん)からお話を聞くと、観光関係者からはあの木を切ってしまえと言われたとか。
大石さんは、昔からあるこの木も景観の一つであり、大切にしたい。木を切るのはお断りしたそうです。そんなお話を聞いたので、県展の作品展示が終わった後は大石さんにこの作品を献上しようと決めました。

大石惣一郎

岩首昇竜棚田の景観は本当に素晴らしく、いつまでもこの景色と人の営みが続きますように星に祈りを捧げたいと想います。

当館から岩首昇竜棚田までの地図

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糖度の高い緑色した高級イチジクのザ・キング


ザ・キング

7月頃から出荷が始まる夏果専用品種の「ザ・キング」の販売が始まりました。
こちらを育てているのが、佐渡の黒ダイヤで有名の小木ビオレー生産者の石塚さん。いつものようにハウスにお邪魔して撮影させていただきました。

夏果専用品種 ザ・キング

この青イチジクとも呼ばれるキングは、皮も薄く皮ごと食べられるイチジクで、中の果肉は普通のイチジクのように赤いのです。糖度は16~20度ぐらいでわりと高糖度。見た目が緑色なので、イメージ的に甘く無さそうに見えますが、青臭さはなく、わりとさっぱりとした味わい。冷やして食べるとさらにさっぱりとした味わいになります。

いちじく キング

ザ・キングの栽培されているハウスにお邪魔すると、なんとも鈴なりのキングが枝という枝にびっしり!
こういうのを見ると、農家さんっていいなぁなどと安易に思ってしまいます。実際はこの設備投資やら、栽培のご苦労やらが沢山あるのでしょうけども。

緑果イチジク ザ・キング

ハウスの中はキング無双!!見渡す限りザ・キングだらけ。果実の大きさもあり、見ごたえあります。
あと特筆すべきは、イチジクの効能。整腸作用や健胃、潤腸作用もあり、消化酵素も含むので、夏バテして胃腸が弱りそうな時にもピッタリな食べ物。食物繊維や豊富なミネラルも含み栄養価も高いのです。また成分としてメラニン色素を抑えると言われているので、美肌にも良いとか。また女性のホルモンバランスを整える効果があると言われる、植物性エストロゲンも多く含まれているそうです。

いちじく キング

甘くて美味しくて健康・美容にも良いフルーツ。
この時期にしか食べられないというのも魅力のひとつですよね。秋には高糖度の佐渡の黒ダイヤ「おぎビオレー」、夏には「ザ・キング」をぜひご賞味いただきたいです。

当館から小木特産品開発センターへの地図

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佐渡産の焼あご(トビウオ)はこうして作られる


焼あご作り方

6月初旬から7月中旬頃にトビウオが沢山採れます。
このトビウオを使った焼あごの作成風景に出逢えました。ここは佐渡市真野地区の豊田という漁村で、昔から焼あご作りが盛んでした。近年は担い手もいないことから焼あご作りをする人も減ったとか。
佐渡の蕎麦つゆと言えば、このあごだしが定番です。最近では焼あごを島外のラーメン屋さんが大量に仕入れているようで大変人気なんだとか。

この貴重な焼きあごがどのように作られているのか、おばちゃんにこっそりお聞きしました。

トビウオを捌く

まずはトビウオを捌くところから。
鱗を落とし、頭を羽のところから切ります。腹を裂いて内蔵を出します。

トビウオを洗う

裂いたトビウオの腹側をブラシで綺麗に洗います。

トビウオに串を差す

頭側から長い竹串を、尻尾まで貫通はさせない程度に刺していきます。

焼あご

火の周りに差し並べていきます。最初は背中側から焼き、頃合いになったらお腹側を焼きます。

焼あご

焼きあがったら、更に豆炭で炭火焼きにして飴色になったら完成。

焼あご

丁寧な行程をおじちゃんとおばちゃん二人で、黙々と作業していました。
こんなにも手間がかかるお仕事だったのですね。そして、この丁寧に作られた焼きあごを使ったお蕎麦のつゆの風味がたまらないです。
今度焼あごのつゆをいただく時には、この作業を思い浮かべ、ありがたくいただきたいと思います。

豊田のおじちゃん、おばちゃん、ありがとう。
また来年も撮影出来たらと思います。

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