毎年4月になると、佐渡島内のいたるところで祭りが開催されます。なんとその数たるや、4月だけで90件もの祭りが開催されているのです。
今年はあちこちの鬼太鼓と祭りを追うべく、カメラ片手に車を走らせ山を越え谷を越え、やってきました浜河内。当館から車で約45分程の距離ですが、小佐渡山脈を山越えするので少し遠く感じます。
まずは神社にお詣りしてからというのが私の信条ですので、既に始まっている祭りを見たい衝動をグッとこらえ参拝。神社は集落の高台にあり、なかなかの眺望。
河内神社脇には太鼓の音が響き渡り、氏子の方々が集まっている様子。
ここの祭りの特徴はなんといっても一体感。子供も大人も年配の方も、もうみんなで踊っちゃう。
ろうそという進行役の方がいて、誰が踊るかを指名すると太鼓と笛に合せて二人対になって踊ります。佐渡の鬼太鼓は地域によって様々なのですが、ここは前浜流と呼ばれる佐渡の南東部のスタイルの踊りのようです。
浜河内まつり 鬼太鼓千秋楽
だいたい家の人がごちそうやら飲み物を振る舞ってくださるので、各家々で用意されたお酒やらお菓子やらで後半はお腹一杯&酔っぱらい状態になる人も続出。(運転手は最後まで飲めない宿命)
佐渡は祭りにかける情熱や絆が強く、祭りの為に仕事を休んだり、島外に就職した方も祭りに合せて帰省したりと、祭り愛が半端ないです。また、他所の地域から来てもあたたかく迎え入れてくれます。もちろん行儀よく祭りを見るのが前提ですけどね。そんな祭りを体験していただく企画もあるようですので、ぜひチェックしてみてください。
2016年【松ケ崎】春の女子×祭り 第4弾 募集開始!
当館から河内神社までの地図