新穂のトキが生息していたという黒滝山付近にある臼ヶ滝へ行ってきました。場所は新穂第二ダムのキャンプ場を目指し、そのまま真っすぐではなく、少しダムを周回しつつ川の上流へと上がって行きます。そのまま真っすぐ道なりに進んでいくと分かれ道に差し掛かり、左へ行くと臼ヶ滝、真っ直ぐ行くと黒滝へと行きます。
うすがたき橋と書いてある橋を渡るとその先にはゲートがあります。ゲート前は駐車禁止と書いてあるので、このうすがたき橋の手前に邪魔にならないように車を停めておきましょう。
ゲートを交わして歩いていくと、20分程で現在地の地図が描かれた看板にたどり着きます。この看板どおりだと、現在地よりさらに上流に臼ヶ滝があることになっていますが、以前来た時に上流に歩けども歩けども滝らしいものは無く、どうやら違うと断念したことがありました。今回はこの地図のところから、20mぐらい下流へと歩いてみました。
国土地理院のうぉっちずでは臼ヶ滝がここらへんということで記載されてあります。ドコモの電波は殆ど入りませんので、電波のある所でGoogleマップの地図を表示させておきます。あとは電波の無いところに行ってもGoogleMAPで位置を確認し、GPSで現在地を見ることが出来ます。ただし、地図を動かしたり拡大縮小などすると、表示されなくなるので注意が必要です。
看板すぐ脇に工事用のバリケードがあるので、そこを下ります。上記写真はそこを下った後の振り返って撮った写真です。誰かが藪こぎしてくれた後なのか、少し高い草などが刈ってあり、降りやすくなっていましたが、足元は悪いので長靴は必須です。降りていくとすぐ臼ヶ滝上流らへんの沢にたどり着きます。
沢沿いに降りて行くと臼ヶ滝の落口へとたどり着きます。落差6~8mと記録にありますが、水量の影響なのか迫力がありそれよりも高く感じられます。とてもジャンプして降りられるような感じではなさそうです。
直瀑タイプの滝ですので、滝壺へは少し遠回りしながら降りないといけません。少し上流まで戻り、左に進むと流れがあったような谷に差し掛かります。そこはなだらかになっているので、降りやすいかと思います。
斜面を降りたら滝壺の方に向かうとようやく見えてきました。これが臼ヶ滝か・・・。なかなか迫力のある滝で、岩盤に囲まれた深そうな滝壺です。
滝の横には四角くくり抜いた岩盤の中に、龍神様を祀った石碑が収められていました。
今回はウェーダー(胸まである胴長の長靴)で滝まで行ったので、滝壺までじゃぶじゃぶと躊躇なく入っていくと、防水加工が落ちて効いていないせいなのか、濡れた感触が。。。とはいえ、撮影もしたいので三脚を沈め揺れないように抑えながら長時間露光。水流でぶれたのも何枚かありましたが、抑えが効いたのだけをチョイス。
今回はウェーダーを着ていったのと、ゴアテックスのウェア、首にはタオルを巻いて帽子をかぶり、なるべく肌の露出を控えてのトライ。何しろ新穂の山にはヤマビルがいて、油断すると血を吸われるからです。近い山とはいえ、野遊びするには万全の装備で行かないとですね。
(滝に行く装備的には万全とはいえないと思いますけど)
佐渡での野遊びは楽しいですよ。なにせ貸し切り状態で遊べますから。
当館から臼ヶ滝への地図