カテゴリー別アーカイブ: 佐渡汽船

北陸新幹線で大阪・金沢・富山・長野から上越妙高駅を降りて佐渡へのアクセス

上越妙高駅

大阪〜金沢〜富山〜新潟〜長野〜群馬〜埼玉〜東京を結ぶ、北陸新幹線が3月14日の開通まで60日を切りました。
東京から新潟へは上越新幹線の方が近いのですが、大阪・金沢・富山・長野の方たちにとっては、新潟や佐渡へのアクセスが非常に便利になります。どれだけ便利になるか時間と運賃を見てみました。

■北陸新幹線で大阪・金沢・富山・長野から上越妙高駅までの時間と運賃
・大阪から上越妙高駅まで3時間52分で、料金は11,580円(指定席特急券込み 2015/1/14調べ)
・金沢から上越妙高駅まで1時間3分で、料金は6,130円(指定席特急券込み 2015/1/14調べ)
・富山から上越妙高駅まで40分で、料金は5,050円(指定席特急券込み 2015/1/14調べ)
・長野から上越妙高駅まで23分で、料金は3,330円(指定席特急券込み 2015/1/14調べ)

上越の知人を訪ねるついでに、上越妙高駅内も見てきましたのでご覧ください。
上越妙高駅西口階段

上越妙高駅西口からの眺め

JR脇野田駅

上越妙高駅おもてなしドーム天井

上越妙高駅おもてなしドーム

上越妙高駅通路

北陸新幹線開業に伴い、各地域で活性化プロジェクトが展開されているようですが、金沢や富山は1ページ目の上位にヒットするのに対し、新潟は2ページ目の4番目ぐらいに検索でヒットしているようです。応援も兼ねてリンクを貼りますので、ぜひご覧ください。
北陸新幹線開業連携5市プロジェクト
北陸新幹線 上越妙高駅

ちなみに、友人が上越妙高駅西口にコンテナハウスで食の複合商業施設を春にオープンするので、お知らせしておきます。
上越妙高駅西口 FURUSATTO(フルサット)

まだ上越妙高駅から佐渡汽船までの路線バスなどが通るなどの発表はないようですが、JR脇野田駅から直江津駅までの路線地図を掲載しておきます。

上越妙高駅(脇野田駅)から直江津港までの地図

直江津駅から佐渡汽船までは路線バスが出ています。およそ6分で到着しますが、歩くとなると20分程かかります。
バスの時刻表はこちら くびき野バス佐渡汽船連絡バス時刻表

直江津駅から佐渡汽船直江津港までの地図

佐渡汽船小木港から当館までの地図

佐渡汽船小木~直江津航路就航予定の新高速双胴船 船名募集

佐渡汽船新高速船

佐渡汽船で小木~直江津航路に就航予定の新高速船の船名を募集しています。
船は双胴船(カタマラン)で、30ノット(56km/h)の高速船。ジェットフォイルが47ノット(87km/h)で、アイビスが25ノット(46km/h)ですので、アイビスよりちょっと早い感じ。車両が普通車なら173台積載可能なようで、今のこがね丸よりも車両収納スペースは広いみたいですが、乗客はこがね丸が1210人に対し、新高速船は700名と500名程少ないようです。

ちょっとわかりやすいように表にしてみました。

船 名 こがね丸 新高速船
全 長 120.5m 85m
総トン数 4,258トン 5,750トン
速 力 21.7ノット 30ノット
旅客定員数 1,210人 700名
車両積載能力 大型バス28台と乗用車8台
または乗用車151台
大型バス7台と乗用車98台
または乗用車173台

なんとなく、このフォルムですと甲板に出てウミネコに餌やりとか、日本海の景色を撮影・・・とかいう感じではなさそうですよね。イメージ図だとおそらく後ろから車両積載するのだろうけど、前から出るという感じではなさそうです。となると、車両はバックで出るのか?うーん、どんな感じになるのか楽しみですね。

さて、佐渡汽船の公式サイトで、この高速双胴船(カタマラン)の名称を募集しています。
募集期間 平成26年7月19日(土)~平成26年8月31日(日)まで下記ページにて。
http://www.sadokisen.com/newship/

佐渡汽船双胴船

小木港から当館までの地図

ときわ丸船内の展望室、スイートルーム、授乳室、キッズルームが凄い

佐渡市観光戦略官 南雲純子さん

【2等イス席】
ときわ丸の内覧会で、ちょっと早くときわ丸の中に入ってきました。このときわ丸は2等船室にもイス席があります。今まではイベントホールや甲板にしかイス席は無かったのですが、空調の効いたお部屋で足の不自由な方にも、快適な船旅を満喫できます。
ときわ丸2等イス席

【2等ジュータン席】
もちろん今までどおり、ジュータン席もあります。船室についている窓が丸くなっていて、船の窓っぽくて旅情をくすぐる仕様かなと。天井は背伸びすると届くぐらいの高さですが、床や壁、天井の色調が統一されているためか、圧迫感はありません。またコンセントがあちこちに配備されてあったので、スマホなどの充電も出来そうです。
※充電に関しては船員さんにお尋ねください。
ときわ丸2等船室

【プロムナード席】
窓側の通路にもイスとテーブルが用意されてあり、日本海を眺めながらワインや地酒を傾けるなど、優雅な船旅も満喫出来そうですね。
これまた旅情をくすぐる仕様になったかなと。
ときわ丸通路のイス・テーブル

【親子優先席】
ときわ丸で嬉しい仕様が、この親子優先席。
子供は元気が良いものですが、その元気が有り余って周りのお客様に迷惑をかけてしまうこともしばしば。
ときわ丸親子優先席
ときわ丸親子優先席

【授乳室とキッズルーム】
今までの仮設の授乳室とは違い、立派な授乳室が出来ました。しかも隣にはキッズルームが併設されて、授乳室から子供たちの様子が見れるように覗き窓も付いているという親切仕様。おむつを替えるベビーベットもあり、ちょっと寝かせておく。なんてことも出来そうですね。
授乳室には給湯ポットや流し台なども設備が整っていました。まだ就航前からなのか、キッズルームにおもちゃ等は置いてなかったですが、どうなるか楽しみです。
ときわ丸授乳室
ときわ丸授乳室
ときわ丸授乳室
ときわ丸キッズルーム

【展望ラウンジ】
今までのカーフェリーには無かった、船前面の景色が見られる展望ラウンジが出来ました。この上階には操舵室があり、船長さんと同じ景色を見ることが出来るわけです。
展望ラウンジ脇には、記念撮影用の舵輪があり、これまた旅情をくすぐる仕様となってます。フェリー前面に広がる日本海の景色を見ながら、シートに腰掛けて語らう絶好のスペースです。
ときわ丸展望室

【各階のトイレのウォシュレット】
各階のトイレは男女ともに全便座ウォシュレットを設置されていました。トイレ入口はドアがないので身体の不自由な方でも、スムースな出入りが出来ます。それにドアがあると手洗い後にドアノブを触ったりするので、衛生的じゃないですもんね。本当に細やかな配慮がされた船です。(今までのフェリーと比較して)
ときわ丸トイレ

【特等船室とスイートルーム】
滅多に入ることがないスイートルームも見てきました。高級感溢れる革張りのシートがあり、隣にはベットルームが併設。特等船室も同じようにツインのベッドルームがあります。ちなみにシャワー室はありません。二人っきりで特別な船旅を満喫したい方におすすめな仕様です。
ときわ丸スイートルーム
ときわ丸特等船室

【1等船室と1等イス席】
1等船室は今までどおり、低反発シートと毛布と枕があり、ゆっくり寝たい方におすすめな仕様となっていました。イス席は今までのイス席と比べると若干重厚感があり、室内が明るいせいか、開放感があるような気がしました。
ときわ丸1等船室
ときわ丸1等イス席

【優先席】
エントランス脇からほど近い2等船室に優先席が設けられました。スロープが付いていて、足の不自由な方や車いすの方にもご利用いただけそうです。手すりはついているのですが、実際に利用してみないと問題点はわからなそうなので、ここらへんはコメント控えます。お年寄りや、妊婦さん、小さなお子様連れの方も優先席をご利用いただけるようです。
ときわ丸優先席
ときわ丸優先席

【SOSブザー】
船内の至る所に設置されていました。SOSブザーのボタンですが、これが押されるようなことが以前あったのでしょうか?
よくわかりませんが、具合が悪くなったとか、そんな時にも使えそうなボタンですね。あると安心ですが、あまり押されることの無いように願いたいものです。
ときわ丸SOSボタン

【操舵室の見学ルーム】
この日は操舵室まで入っての撮影が出来ましたが、普段は操舵室後部にガラス越しに見ることが出来そうです。子供連れのお客様に喜んでいただけそうですよね。この大きな船がこんなコンパクトなハンドルひとつで操作されていると思うと、なんだか不思議ですよね。
あまり見ることが出来ない非日常の空間で、旅情をくすぐる仕様になっています。
ときわ丸操舵室

いかがでしょうか?
想像してみてください。この船に乗って佐渡へ向かう船旅を。
なんだかワクワクしませんか?

いままでに無かった沢山の非日常を楽しめる空間が、ときわ丸の完成とともに提供されます。
ぜひこの船に乗って佐渡へお越しくださいね。

ときわ丸の乗船に時間を合わせたい方はこちらのPDFをご覧ください。
http://www.sadokisen.co.jp/images/timetable-niigata.pdf