カテゴリー別アーカイブ: 山野草・トレッキング

佐渡で絶滅のトキソウ湿原に降り立つ

佐渡のトキソウ

もう絶滅したであろうと囁かれていたトキソウ。
特定(重要)植物群落に指定されるも、一株もなく消滅してしまった。
なにやら日本最後の朱鷺のような悲しい出来事でした。

しかし、湿原にまだあると私の山野草の先生である羽茂の岡崎さんに連れられ、現地に向かうとトキソウの葉っぱのようなものが確認出来ました。
そして、今回丁度花時期かと予想して現地に向かうと・・・なんと5株程立ち上がり、開花してました!!

トキソウ

美しく、湿原の緑の草地にパッと開いた朱鷺の羽色のような花。
湿原に降り立つ朱鷺のようなそんな様相です。

まだ開花前の蕾もあり。
蕾の状態も確認できました。
トキソウ蕾

環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類に指定されている、トキソウ。
このトキソウの自生地を守るべく、何かしら活動が出来ればと思います。

蛇結茨(ジャケツイバラ) 別名 河原藤(カワラフジ)

蛇結茨(ジャケツイバラ)

この蝶々のような花姿には似つかわしくない、かなり鋭いトゲのある木です。
川岸に自生することから、別名河原藤(カワラフジ)と名付けられているのも頷けます。
花時期は佐渡島では5月下旬~6月上旬ぐらい。

蛇結茨(ジェケツイバラ)

蔓性の木なので、近くの木に絡まって花を咲かせています。
鋭いトゲが無数にあるので、近寄りづらいです。

河原藤(カワラフジ)

わりと当館から近くの、真野川伝いに上がっていく検診センター奥に何本か自生しています。
同じくして擬宝珠(ギボウシ)も同じ場所に自生していました。
ここの奥には堂所御所跡(どうどころごしょあと)があり、大きな石碑が立っているとのこと。
近々行ってみたいと思います。

佐渡ではどっさり自生!絶滅危惧類のトケンラン(杜鵑蘭)

トケンラン

新潟県(本土)では絶滅危惧種のトケンラン(杜鵑蘭)
こんな記事もあります→トケンラン、山中でかれんな姿

新潟県の絶滅危惧Ⅰ類、環境省レッドデータブックの絶滅危惧ⅠB類に分類される、このトケンランですが、佐渡にはどっさり自生しております。
私の見つけたこの自生地は、かなり深い山にあるので、ちょっとご案内するには遠いのですが・・・100株程密集していました。
あまりに密集しすぎていて、50株程度しか花が上がっておらず・・・。

しかも佐渡のトケンランの中には、このような星斑入りトケンランの葉っぱや・・・
星斑入りトケンラン

花被の斑点が無い、斑無しトケンランもあります。

佐渡ではあちらこちらに、トケンランは自生しています。
どこかの文献にも、佐渡を除く自生地では壊滅的状況というように記載されていたような気がします。

山野草盗掘業者も、流石に佐渡に交通費をかけてまで来ても、採算が合わないでしょうし・・・佐渡汽船がいい意味で砦になっているようです(笑)