冬の風物詩 波の花の写真を撮りに荒波の外海府へ

波の花

波の花といっても、そんなに綺麗なものではなく、荒波に打ち寄せられた泡であり、その泡の正体は植物性プランクトンが出す粘液だといわれています。
波の花が発生するのは岩場やテトラポットなど、荒波の立つ場所に多く見られます。佐渡であれば外海府や、真野の弁天岩のところが有名どころです。今回は相川に用事があったので、かなり遠回りして内海府経由外海府まわりで相川へ。

この日の外海府はかなりの荒波状態。絶好の波の花日和。
外海府の荒波

打ち寄せては岩に当たり砕け散る波の様子は、自然の力強さや儚さなどを感じさせます。
佐渡の荒波

さて、おまちかねの波の花でございます。
粘性があるので、岩にべっとり付いた感じの画になりました。もう少し近くに行って撮れば面白い画も撮れそうなものの、とても近づく気になれない荒波っぷりに、望遠レンズにて撮影しました。
波の花

こちらは波の花の群生でございます。
もこもこっとした泡ですが、あまり触ってみたいという気にはならない色合いですよね。
波の花群生

荒波の時だからこそ、波の花が発生するわけですが、近づくと波しぶきがかかりそうですし、出来るだけ機材は守りたいし・・・。
レインカバーなどをかけて撮影に望むほうが良いかも知れませんね。