佐渡の花にも掲載されていない希少種カモメランの自生地を確認しました。
割りと群生はしているものの、そのうちの花を付けているのはわずか、４～５株程度。
なるほど、国のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類に指定されているだけはある。

また、角度８０～９０度ぐらいの斜面を降りていくような、林の中にあるので、盗掘するにも覚悟を有する場所です。

佐渡の亜高山帯でダイモンジソウが生えているぐらいの、やや湿り気のある林の下に数十株。
６月下旬から７月上旬にかけて開花していたと思われます。

卵型の葉っぱからは、花茎が立ち上がり２～３の花をつけていました。
足場の悪いところでの撮影だったので、片手持ちでピント合わせもままならないような状況で撮影していると、カメラのレンズを入れていたリュックが崖から転落し・・・数メートル先まで落下。
いやぁ自分じゃなくて良かった・・・と肝を冷やしました。
本当に危険なところなので、ご案内は出来ないですね。

花時期も短く、開花にタイミングを合わせるのは難しいかもしれませんね。
今回の花の出会いに感謝！！

特別天然記念物で国際保護鳥のトキ。
野生放鳥したトキのペアから雛が4月22日に誕生したと環境省が確認したそうです。

本当に待ちに待った雛誕生です。
めでたい春となりました！！

まだペアがいるので、新たな雛誕生の続報を待ちましょう！

-関連ニュースリンク-
・トキのひな誕生を確認＝自然界では３６年ぶり－環境省
・野生で３６年ぶり誕生　放鳥トキに初のひな
・佐渡の放鳥トキにひな誕生　自然界では３６年ぶり
・放鳥トキに初のひな　野生で３６年ぶり誕生　新潟・佐渡で確認
・佐渡の放鳥トキに初のひな

本日より第五回朱鷺自然放鳥が野生復帰ステーションにて開始されました。
その模様をUSTREAM配信にて生中継しております。

6月22日から訓練を行ってきたトキ18羽が佐渡の大空に飛び立つ予定です。
無事飛び立つことを祈りましょう。

自然放鳥されたトキは休耕田や稲刈りが終わった田んぼ、ビオトープや川などで餌をついばんでいたり、木に止まっていたり、あちこちで見かけることができます。
ただし、トキは突然現われるものや急激な動きに驚く性質があります。優しく静かに見守りましょう。
トキを観察するときは、双眼鏡などでなるべく遠くから静かに観察しましょう。（できるだけ車両から出ない方が良いです。）
無断で私有地や農地に立ち入らないようにしましょう。農道や林道に駐車して通行の妨げにならないようにしましょう。

また、トキは種の保存法で、個体の捕獲や譲渡等が規制されています。
拾ったトキの羽を他人に譲り渡す等の行為は法律違反となりますので注意しましょう。

↓は車両から望遠レンズにて動画撮影したものです。１００ｍぐらい離れての撮影。